Ribfest

トロント

今週末 (金・土・日)は、近所でRibfestが開かれている。
ノースアメリカの5つのBest Rib Teamsが
食欲をそそるRibを提供するという触れ込みだ。
ここで開かれるのは今年で3回目のようだが
今まで行ったことはなく、今回初めて覗きに行ってみた。

土曜日の夕方、6時頃に外へ出ると心なしか人通りが多い。
子連れファミリーや若者のグループなどが多く見られた。
ストローが刺さった丸ごとのパイナップルを手に歩く人の姿も。
夏祭りのような感じだろうか。

会場に近づくにつれて、生バンドの演奏も聞こえてくる。
全体が簡易のフェンスで囲われていたので、
入り口まで回り道をすることになったが、
1人$5のドネーションを払って入場。
バンドのステージ正面に設けられたテーブル&ベンチは
大勢の人でほぼ埋まっていた。

早速、リブをいただきに列に並ぶ。
5つのベンダーが出ていたが、
どこもaward winningのサインを掲げており、
きっとすべておいしいのだろう。
私たちは単純に、入り口から歩いてきて
たまたま立ち止まった場所に出来ていた列に並んだ。
店の名は「Silver Bullet BBQ」

遅めのランチで食べたピザがまだ胃に残る状態だったので、
2人でHalf rackをシェアすることに。
リブにコールスローとビーン、コーンブレッドが付いて$28。
(旦那は現金で払ったので、お釣りはなく実質$30)
何とか座る場所を確保し、旦那は改めてビールを買いに走る。
缶ビール1本$9。
いつも思うのだが、リブは見た目はデカいが、
そのほとんどは立派な骨なので、それほど食べる部分はない。
それなのに意外と腹が膨れるはなぜだろう?
お腹が劇的に空いていなかったせいもあるが、
コールスローもビーンも大した量じゃないのに
すぐにお腹いっぱいになった。(ビールの仕業か…)

リブ購入後、旦那がナプキンを数枚取ってくれていたのだが、
ベンチの空きを見つけるころには、
ナプキンはしっかり旦那の拳の中に握りしめられており
既に使い終わったような無残な姿に。
ナプキン生来の形のままで持つことはできないのか?

自分の大量消費する癖を計算せずに取ってきた
薄っぺらなナプキン4枚だけで足りるわけがない。
ポロっと「ナプキン足りないな…」と旦那がこぼすと、
たまたま向かいに座っていた女性が、
自分のカバンを開けナプキンを渡そうとしてくれた。
「エキストラでたくさんもらってきたから…」と
笑いながら差し出されたナプキンに
思わず吹きそうになった。
彼女のナプキンもくしゃくしゃだったのだ。
えっ、カナダ人ってみんなそうなの?(これもカナダあるあるか)
どう見ても、使う前のナプキンには見えませんけど。

残念なことに、その後雨が降りだしてしまった。
ちょうど食べ終わったところだったのはラッキーだった。
しばらく木の下で雨宿りしながらバンド演奏を聞いていが
止む気配もなく、雨の中を足早に家路へ向かった。

Half rack $30
ビール3本 $27
入場料 $10

果たして、これを安いと見るか高いと見るか…
私の個人的な意見は、
「お腹を空かせて行ってはいけない」ということだ。
もし1人ずつHalf rackを食べたとしたら?
ピザを遅い時間に食べておいて正解だったと思う。

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