好き顔

TVドラマ

失礼な話だが、顔は大事… だ
昨日、ラプターズ(トロントのNBAチーム)の応援に
イマイチ気分が乗ってこないという記事を書いた。
それは、大好きだった1人の選手が
チームを去った辺りから徐々に始まっている。
それでも、常に好きな選手が数人存在したし、
2番手・3番手と応援したくなる選手が次々現れた。
スポーツ選手を好きになるポイントは
プレースタイルが最も大きい。
しかしそうはいいながらも
顔も大きな比重を占めているのは否めない。
やはり好みの顔っていうものがある。

たとえ自分の好みの範疇に入らない選手でも
プレーを長年見ていると、
不思議なもので親近感がわき、
応援をしたくなっていくものだ。
つまり早い話、今のチームには
私の心をくすぐる”顔”を持った人がいないというわけだ。
(大きなお世話って話だが…)
そして、親近感がわくまでにはまだまだ時間が足りない。

これは何もスポーツ選手だけにとどまった話ではない。
うちでは今、プライムタイムに視聴しているドラマがある。
Succession (メディア王 〜華麗なる一族〜) だ。
2023年まで4シーズン続いたドラマで、
エミー賞やゴールデングローブ賞で
数々の賞を授賞している。
一代で巨大なメディア企業を築き上げた
創業者の一族をめぐる骨肉の争いを描いたドラマだ。

周りの友人たちの評価も高く、
私たちはしばらく前に一度挑戦している。
ところが、1話目の途中で脱落した。
反目しあう登場人物たちに
早々と嫌気がさしてしまったのだ。
しかし、ここへきて再チャレンジすることにした。
少し忍耐が必要だとのアドバイスを受け、
なんとかシーズン1を見終えたところだ。

出てくる人、出てくる人
とにかくすべての人が好きになれない。
俳優陣の演技力がそうさせている部分も確かにあるのだが、
”顔” が好きになれないから余計好きになれないところがある。
ドラマは憎まれ役がいてこそ盛り上がるものだとは思う。
ただ、登場人物がみな強かで腹黒く、
嫌な人ばかりでは心休まる場所がない。
肩入れしたくなる人がいないのだから
見ていても楽しめない。

最近見たドラマで同じような体験をしたのが、
House of the Dragon (ハウス・オブ・ザ・ドラゴン)だ。
Game of Thrones
(ゲーム・オブ・スローンズ)の200年前を描く
スピンオフ作品として話題になったが、
主要登場人物の中でも、特に男性陣の顔が
どうしても好きになれなかった。
何かもうこれって致命的…

“顔は大事” だと改めて感じている今日この頃。
特に非現実の世界に浸る娯楽の世界には
尚更、好き顔のキャラクターがいて欲しい…

さてさて、
この肩入れしたい人が
今のところ一人もいない Successionを
私は最後まで見届けられるのだろうか。
アメリカではシーズンを重ねるごとに
中毒者が続出したという。
エミー賞では脚色賞にも輝いていることから、
たとえ私の好き顔がいなくとも
ストーリー自体に引き込まれていくことを
期待して…

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