昨夜、日本行きのチケットをゲットした。
毎週恒例のバレーボールに出かける30分前に、
”Toronto to Tokyo $899 roundtrip” という
破格の “deal” を知らせるメールが来ていたことに気づいた。
出かける前にストレッチしようと
ちょうど席を立ったところだったが、
再びパソコンの前に座ることになった。
こういったお得情報を知らせてくれる
メルマガなどのサービスは色々あるだろう。
私が購読しているのは next departure だ。
かつてこのメルマガのアラートのおかげで
日本行きチケットを驚きの価格で手に入れたことがある。
あれは忘れもしない、2020年2月のことだ。
世界中が得体の知れないウィルスに汚染され始めていた。
まだ日本への入国はできたが、
帰国できないリスクが考えられ
泣く泣く帰省を断念した苦い思い出がある。
通常の約半額で手に入れたプラチナチケットは
一瞬にして、ただの紙切れと化してしまった…
通常、トロント-東京間は、$1500前後だ。
しかしコロナ後は$2000以上に跳ね上がり
この路線のお得情報も送られてこなかった。
日本行き航空券の価格は
ここへきてやっと少し落ち着いてきた感がある。
送られてきた ”deal” の詳細を確認し始めると
友人からもテキストが入った。
彼は今、里帰り中でイギリスにいる。
若かりし頃フライトアテンダントをしていたこともあり、
旅に詳しく、常にお特な航空券をゲットしては旅に出ている。
彼から送られてきたリンクは YYZ deals のものだった。
私の情報元とは違うが、dealの内容は同じだ。
こうしたお得情報をものにするには瞬発力が要る。
あれこれ調整していては手遅れになる。
今回は、対象となる日程がかなり限られていた。
私はこういう時、決められなくなる。
日程を精査したいし、
乗り継ぎ地も確認したい… 時間が足りない。
もう家を出なければならない。
なぜこのタイミング?と悪態をつかずにはいられない。
昨日なら有り余るほど時間があったのに…
一旦はスルーする気持ちになったものの
体育館に向かうストリートカーの中で
旦那も一緒に行くかどうかなどを話しているうちに、
旦那が「その金額で押さえない手はない!」と言い出した。
そしてとりあえず自分だけのチケットを購入することに。
学校の体育館に着くなり
準備そっちのけで携帯にかじりつく。
仲間の挨拶も耳に入らない。(ごめん、全無視…)
時間との闘い (dealの終了とゲーム開始の両方) だ。
私は断然パソコン派なので、
携帯の小さな画面での操作は苦手だ。
次々指示される入力情報を
ミスなく打ち込まなければならない。
そして、座席指定するごとに
エキストラでチャージされていく。
これは、こういう格安 ”deal” の嫌な一面だ。
全部込み!と謳っておきながら、
少しずつ金額が上乗せされていく…
(パソコンならスキップするボタンがあったのだろうか?)
最終的に$1004になったが、
それでもお得な値段には変わりなく、
旦那に「Hit it!」と背中を押され、購入ボタンをぼちった。
何とかゲーム開始前に手続き終了。
(この時点で座席は確約ではなく、
リクエストが通らない場合は
エキストラチャージされた分は返金になるらしい)
本当は、旦那ともスケジュール調整をして、
もっとベストな日程を選びたかったが、仕方ない。
しかし日本行きが決まったからには、
少しお金が浮いた分を有効に使って
日本を楽しまなければ!
ちなみにこの next departure。
私は無料プランを購読しているのだが、
受け取れるのは有料プランの3割弱の情報量らしい。
$35.99/年で4倍の情報を得られるという
セールス文句に少し魅力を感じるのだが、
そんなにお金かける必要ある?という疑問も頭をかすめる。
しかし、月$3ドルと考えたらアリなのかもしれない…
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