サブウェイのCM

カナダはメートル法とヤードポンド法が混在する。
世界の基準はメートル法だが、
(ウィキペディアによれば、
ヤードポンド法を使っているのはアメリカ、ミャンマー、
リベリアのみ <2019年時点>…とされている)
実際にはカナダにも
ヤードポンド法が根強く残っている。

長さ(インチ)、重さ(パウンド)、
広さ(スクエアフィート)。
日常会話で遭遇するのは主にこの3つだろうか。
身長や体重、家の広さなんかは
この単位で話が進むので
メートル法で育った私にはイメージが湧きにくい。

家の間取りの広告を見るのが好きな私の母も
よく「1間幅」とか「1坪」とか、
昔の単位を今も使う。
私も部屋の広さは畳数が染みついている。
染みついた感覚を刷新するのは容易ではないのは
理解しているつもりだ。
それでも…
メートル法の方が簡単だと強く勧めたい。

特に「長さ」。
1cmが10mm、10cmが100mm、100cmは1m…
なんとスッキリして分かりやすい単位だろう。
それに引き換えヤード法は
1footが12インチ。
もうここからして
「なんで10インチにしなかった?」である。
そのせいででてくる意味不明の分数。
5/8,3/4,1/2…  
分かりずらいったらありゃしない!!!

昨日、恒例のバレー後のパブで
MLBのプレーオフを観戦しながらビールを飲んだ。
今年はホームチームのBlue Jaysが
9年ぶりにAL Championship Series に進み、
現在リーグ優勝をかけた真剣勝負の真っ最中だ。
自宅ではいつもストリーミングで見ており、
まともにテレビ中継を見るのは久しぶり。
攻守交替の間に挟まれるCMが妙に新鮮だった。
そこで私の目を引いたのがサブウェイのCM。

サブウェイと言えばサンドイッチのチェーン店。
私にとっては、トロントに来た当時の
♪$5 Foot lo~ng♬」という
キャッチーなsongが流れるCMが
強く印象に残っている。

そのサブウェイの新しいCMが、
(新しいと言っても
すでに1か月らい前から流れているらしいが)
なんと『cm』に!
6inch が15.24cmで
more Canadian的な単位だって言ってるのがツボ。
『cm』もっと広めてくれ~!

「1footサイズが$5」と謳っていた時代から、
その半分の「6inchで$5.99」という
ほぼ値段が2倍になっているのは置いておいて…
あのキャッチーなsongは「Foot」だったからこそ
できたたものだ妙なところに感心してしまった。
「♬$5 15.24cm lo~ng♪」では
かなり無理があるわな~

是非、天下のサブウェイさんに
現代の「cm」バーションで
キャッチーなsongを作って
「cm」の普及を図ってほしいものだ。

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