政治

昨夜のパブナイトは
4人というこぢんまりとした集いになった。
バレーボール後のいつもの集まりだ。
着席早々、私は仕事のメールチェックを
少しだけしていたのだが、
他3人が真剣にディスカッションを始めていた。

なになになに?
いきなりなんか熱がこもった空気感になっとる。
メールチェックを終えて携帯を脇に置き、
会話に耳を澄ましてみると
何とトピックは『政治

出た~、カナダ人の政治好き。

どうもここ数日、
隣国の政治関連が色々動いているようで…
私は自分のことにかまけて
最近は時事情報をまったく追っていなかった。
隣国のトップを毛嫌いしていることもあって
(声すら聞きたくない)
余計避けてしまっているのかもしれない。

毎回のことだが、
本当にみんなの政治に対するスタンスが
私とは違いすぎることに驚かされる。

3人のうちの1人はチェコ出身だ。
母国の通ってきた道、
そして東欧に位置するチェコというお国柄
多大な影響力があったであろうロシアに関しても
いろいろと知見がある。
普段は目立って話すことのない人だが、
昨夜は、他のおしゃべりの2人に負けることなく
ここぞとばかりに自分の意見をぶつけていた。

政治好きはカナダ人だけじゃない。

自国のみならず、隣国の政治にも関心を持ち、
ことあらば意見を交わし合う。
政治家の名前をあげて
その人が右よりなのか左よりなのか、
何を訴えているのか、
その影響力がどのくらいなのか、
次の上院議員の席を狙っているとか、
選挙キャンペーンの相棒は誰だとか…

ぜ~んぶお隣の国の話。
昨夜はカナダの政治の話は
一切テーブルに上がってこなかった。
終始一貫してお隣の国の動向を
過去の歴史に照らし合わせて分析するという
まるで大学の授業か?という時間だった。
(大学行ったことないからわからないけど)

私はただただ講義に耳を澄ませる生徒。
もうちょっと時事問題に感心を持とうと
改めて思わされた夜だった。

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