トロントで毎年恒例の
クリスマスマーケットといえば、
Distillery District で開催される
『Winter Village』。
今年も11/13から始まり、
年明けの1/5まで続く。
ずっと昔は無料だった気がするのだが、
いつごろからか入場料がかかるようになった。
前回このクリスマスマーケットに行ったのは
いつだったろう?
確かコロナ前だった気がする。
月日が経つのは本当に早い…
先日友人と一緒に行ってきたのだが、
もちろん無料の昼間。
Distillery Districtに一歩足を踏み入れると、
一気に古いヨーロッパへとタイムスリップする。
石畳に19世紀の歴史的建築物が立ち並び、
かつてのウィスキー醸造所の面影を残しながら、
お洒落なブティックやバー、
レストランなどが軒を連ねる。
1年を通して様々なイベントが開催され、
アート、カルチャー、エンターテイメントを楽しめる
観光客にも人気の場所だ。
私は初めてこの場所を訪れた時、
アートギャラリーに展示されていた
1枚の絵に吸い込まれ、
その場にしばらく立ちすくんだ。
ずっと見ていたいと思うほどの絵画だったのだが、
アーティスト名も何もメモっておらず、
今となっては幻の作品だ。
そんな偶然の出会いも期待できる場所。
その日は、友人と12:30に現地集合で待ち合わせ。
曇り空だったが、前日よりも気温が上がり
アウトドアで過ごすには寒すぎず
ちょうどいい日になった。
確かに夜の方がロマンチック度は高いが、
クリスマスの雰囲気は昼間でも十分に味わえる。
巨大なクリスマスツリーも
人がいない状態で写真を取れるのは
この時間ならではだろう。
このWiner Village。
毎日10時からオープンし、
各ベンダーのオープンは12時からとされている。
そして夕方4時からの入場には
チケットの購入が必須だ。
私たちがまったりお茶をしながら
話に花を咲かせているうちに
どんどん人の波が押し寄せ、
お店への入店もいつの間にか列ができ始めていた。
クリスマスツリーの周りは大混雑。
私たちがこの場所を後にしたのは
3:40頃なのだが、
まだいようと思えばいれたと思うし、
来たばかりの人なんかは
当然これからいろいろ回るだろう。
(入れ替え制ではないハズ…)
となると…
無料で入る人と、
有料で入る人が混在することになる。
ちょっぴり複雑な気持ちになってしまった。
本当のところはどうなっているのか
定かではないが、
中で食べたり飲んだりするのに
お金がかかることを考えれば、
少しでも出費を抑えたいと思うのが
人の心というもの。
無料の時間帯に入ってしまう方が
絶対お得ってことよね。
一体この差は何なのだろう?
仕事をしている人は
平日だと夜にしか行けないのだから
否応なしにチケットを買わざるを得ない。
そしてお金を払って入ったところで、
中は既に大混雑!!!
今の私はこの無料の恩に預かれたわけだが、
人混みが苦手な私としては、
もし夜しか行けなかったとしたら、
この不公平さにキレていたかもしれない…
(いや、そもそも行かないか)
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