友人とごはんへ。
ランチの場所はコリアンタウンにした。
韓国料理を食べるのは超超久しぶり。
10年以上ぶりか?
トロントに来た当初、ここは馴染みの場所だった。
コリアンタウンの最寄り駅と言えば、
Christie Station (クリスティー駅)。
当時、この駅から徒歩数分の場所にあったB&Bが
私のトロント生活の出発点だ。
現在のAirbnbではなく、
Bed and Breakfast のB&Bの時代だ。
ここを起点に縦横無尽に歩き倒したものだ。
土地勘などまったくない状態でたまたま選んだ宿が、
日本の食材が手に入る韓国系スーパーのある
超便利な場所だったのはラッキーだった。
外食に強い友達に連れられて、
韓国料理のレストランへも度々行ったものだ。
別の場所へ移り住んでからも、
何度となくこの駅には降り立っている。
お世話になっている美容師さんのいるヘアサロンへ行く時や
スーパーで日本の食材を仕入れるためだ。
しかしどちらも駅から数分の位置にあるため、
それより先へ歩を進めることは皆無に等しくなった。
昨日はランチをした後、場所を変えようと
カフェを探しながら東へ向かって歩き出した。
記憶にないお店が色々と出てくる。
へぇ~と、またおのぼりさん状態が始まる。
そして、絶賛開発中のMirvish Villageの前に差し掛かり、
思わず(心の中で)叫んでしまった。
こ、こんな現代的なビル群が… いつの間に?
と驚くのはきっと私ぐらいだろう。
調べてみれば、
ディスカウントストアとしてアイコニックな存在だった
Honest Edsがお店を閉じたのは2016年だそうだ。
そ、そんなに前?
私の記憶は、まだ閉店後もしばらくは残っていた
Honest Edsの建物のままで止まっている。
歩道がより幅広くなり、ガラッと雰囲気が変わっていた。
そんな変化を楽しみつつ歩き続ける。
カフェなどちょっと歩けばすぐに見つかると思っていたのだが、
これが一向に見つからない。
遠い記憶を掘り起こしながら、確かここに…
と思ったところはことごとく消えていた。
華やかな開発の裏で、
クローズされているお店がそこかしこにあるのも目についた。
最近は、コロナ禍で増えた空き店舗が
新たなテナントを迎え活気が出てきているように感じていたが、
久々にBloor streetを歩いてみて、
まだまだ空き店舗?(開発の一部なのか?)があることが
妙に印象に残った。
いずれにしても、友人とのランチ~お茶は
時間を忘れて楽しめた。
また次に会う予定を立ててお別れ。
これ大事。”また会おうね”だけだと絶対に1年過ぎる。
お互いのカレンダーに予約を入れておくのは必須である。
開発の波

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