ファッション

私はファッションについては語れない。
1年中Tシャツとジーンズで過ごしてると言えば、
簡単にご想像いただけるだろう。
住んでる場所がカナダで助かっている。

今、仕事のスキルアップで参加しているコミュニティーで
頻繁に”オフ会”というワードが飛び交っている。
いつもはオンライン中心だが、
”ナマでお話しできてうれしい”とか、
”明日のオフ会楽しみです”とか
”東京に向かいます!”とか
みんなのワクワクが伝わってくる。

どう頑張っても参加できない私は、
そんなみんなの盛り上がりを遠くから眺める傍観者だ。
そもそも”集い”が苦手な私としては、
この距離感に実は救われているのかもしれない。
そして、SNSに上がってくるポストを見るにつけ、
その思いがさらに強まっていく。

オシャレなレストラン。
洗練されたファッション。
きちんとメイクされたお顔…

やばい。
日本にいたら、私は一体何を着ればいいのだろう。
メイクの仕方も知らない。
都会で開催されるオフ会にすっぴん、
Tシャツ、ジーンズで行けるはずもない。
かばんはバックパックしかありませんが何か?
考えただけで震えてしまう。

そんなド・センスなしな私だが、
こちらでは「おっ?」と感じるファッションをしている人に
よく出会う。
昨日の散歩の帰り道。
私の前を歩く若い女性のセンスに目が留まった。

黒髪をなびかせ、
細身の体形からしておそらくアジア系なのがうかがえる。
携帯で話をしながら歩くその人は、
黒っぽいデニム地の膝丈のキュロットのようなパンツに
薄いモスグリーン系のノースリブを着ていた。
斜め掛けにした細いストラップの
ブランドものの小さなショルダーバックが
お尻の辺りで揺れている。

そこまではいい。
ピーコさんのように
それがいいか悪いか突っ込めるセンスは持ち合わせていない。
ただ、私の目が留まったのは足元。
よくあるBIRKENSTOK風のサンダルに
(これも、別いい。夏なので当たり前)
白いナイキのソックス
(白地に黒でナイキのロゴが入ったヤツ)
それも、ふくらはぎの真ん中あたりまでくる長さのやつ。

これでいいんか?
ソックスを履いてなかったら気にならなかった。
私なら素足にサンダルを選択するだろうな。
ちょっと自信がわいてくる。

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