リベンジ

TVドラマ

Revengeを辞書で引いてみると、
復讐(心)、報復、仕返し、腹いせ、あだ討ち、遺恨
といった言葉が並ぶ。
カタカナの「リベンジ」は、
勝負の世界なんかで広く使われている印象があるが、
英語だとなかなかどうして…
なんかもっとヘビーな響きが含まれている。

最近、夕飯時に見ているドラマの1つに
Last of us』がある。
この手のドラマ、最近のはやりなのだろうか?
いや、昔からずっとあったんだと思う。
今、シーズン2を見ているのだが、
人間vs人間の構図が強まってきている。
もうこれが本当に気分を重くさせる。
人間って愚かな動物なんだなぁ…と
深いため息が出る。

ストーリーはいつだって同じだ。
侵略あるいはウイルスの蔓延で廃退した世界。
生き残った人間たちが
サバイバルするために対立していく。
られる前にる”
自分のコミュニティー以外の人間は全部敵。
同じ人間同士なのに容赦ない。
というか、かなり冷酷。
そして大事な人を殺され
残された者は復讐を誓う。
晴れて復讐を果たせば、
それはまた、誰かの大事な人を奪ったことになる。
今度は自分が復讐のターゲットへと落ちぶれる。
この愚かなループが永遠に続いていく。

私はゾンビ系のドラマは苦手なのだが、
ウォーキング・デッド』は結構ハマった。
途中までは…
あのドラマも最初はゾンビvs人間だったが、
シリーズが進めば進むほど
人間vs人間の構図が色濃くなっていった。
その結果、私はシーズンの半分で離脱した。

今回のドラマの中で主人公は、
「Revengeじゃなくて、Justiceだ」と言う。

現実の世界でも、こうやって今も昔も、
人間は殺し合いを繰り返している。
世界の縮図を見ているようで気が重くなる。

なんか最近こういう重い(人を殺す)作品が多くないか?
というか単純に私たちのピックが偏りすぎているだけか?
『Last of us』
The Handmaid’s Tale
Yellowjackets』・・・

なんか重すぎて気分が晴れないまま眠りにつく。
もっと普通のドラマが見たい…

Comments コメント

タイトルとURLをコピーしました