今回の友人宅お泊り旅の目的は
Blue Mountainにある
Scandinave Spaへ行くことだった。
1999年にMont-Tremblantにオープンした
この伝統的なスカンジナビアンスタイルのスパは
オンタリオ州のBlue Mountainのほか
Old Montreal(ケベック州)や
Whistler(ブリティッシュコロンビア州)にもある。
ドライサウナ、スチームサウナ、
3つのホットタブと2つのコールドタブがある。
ホットタブやサウナで15分体を温めたあと、
コールドタブに30秒浸かるというのが
1つの目安としてウェブサイトに紹介されているが、
そもそも私は、最初は腰までしか浸かれなかった。
冷たすぎ!!
2回目の挑戦で、
意を決して肩まで浸かってみたが、
10秒が限界だった。
リラクゼーションルームでのリラックスを挟みながら、
それぞれのサウナも体験し
約2時間半の滞在を満喫した。
ピリッ澄んだ空気、
そして雪景色を眺めながらの
ホットタブは最高だった。
実は私はそんなに温泉好きではない。
もちろん気持ちのよさは
身に染みて分かっているのだが
(シャワーだけの生活になってからというもの
お風呂が恋しいのも事実)
やはり一糸まとわぬ、あの無防備さが
リラックスするどころか
緊張感を張り詰めてさせてしまうのだ。
その点、水着着用なのは実にありがたい。
大事な部分?が守られている安心感から
心の底からリラックスできる。
マイナスの気温の屋外を移動する際には
ローブを羽織るのだが、
このローブを自前で普通に持っているのが
これまた何ともカナダらしい。
“普通に持っていない”
私と旦那は友人からお借りした。
これまた何着持っているのやら?
まあ、清潔さを考慮するなら
体をきちんと洗ってから入る温泉の方がいい。
スパも、入る前には
シャワーを浴びるのがルールにはなっていたが、
どれだけの人が水着を着る前に浴びるというのか。
おそらくプールと同じで、
水着を着た上からシャワーを浴びるだけに違いない。
それで思い出したのだが、
昔(大人になってから)通ったスイミングスクールは、
水着に着替える前に必ず
ソープを使って体を洗うことが鉄則だった。
だからこそ水質は自慢のレベルだと
指導員が胸を張っていた。
夜のクラスは、仕事帰りの社会人が主だ。
しっかり1日の汚れを落としてからプールに入る。
この徹底ぶりは、すばらしかった。
この考え方でずっと生きてきた私は、
スパに行く当日、
朝のビジネス (大)を終えたあとに、
しっかりシャワーを浴びてスパに備えた。
(どういうルールのスパなのか
よく知らないままだったので…)
旦那に”クレイジーだ”と笑われたが、
せめて自分自身は気持ちよくいたい。
ただの自己満足でしかないが、
旦那も朝にシャワーを浴びてくれたことが、
ちょっぴり嬉しかったりする。
サウナでの大汗と一緒に
老廃物がすっかり排出されたような
デトックス感と、
極寒の屋外で入る温泉プールの解放感。
心も身体もすっかりリラックスできた。
また是非行きたいものだ。
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