テクノロジー

トロント

朝目を覚ますと外は雪☃️
雪や雨が降っていると、
外出する気が一気に萎えるのはなぜだろう。
たとえスキーでさえも…
スキー場のオープンは9時。
すべてレンタルしなければならないので、
8時過ぎには家を出た。

まずはリフトチケットを購入したのだが、
名刺サイズのカードを渡され困惑する。
昔はチケットホルダーなるものがあった。
もちろん私たちはそんなもの持っていない。
カナダは、そのまま針金のようなもので
上着のファスナーなどにぶら下げるのが
主流だと思っていたのだが、
それすらできそうにない形で出てきた。
窓の向こうの販売員も
うちらの動揺を察知したようで
「左側のポケットに入れておけば、
センサーが読み取ります」と説明された。
いちいちゲートで
出し入れする必要はないんだそうな。

そしてスキー/スノボ一式をレンタル
カナダは、必ずヘルメットが付いてくる。
レンタルするには、
アカウントを作らなければならないらしく、
iPadのようなツールを渡され
メンバー登録を強いられる。
ここで短気な旦那の不機嫌信号が点灯。
私たちは列を外れ登録作業を余儀なくされた。

レンタル代の支払いを終えると
(ここで一緒にリフトチケットも買えることを
後で知った…)
ブーツを渡され、奥のfitting roomへ。
自分が履いてきたブーツはロッカーへ入れるのだが
鍵はQRコード。(of course!)
携帯ない人どうすんの?
と思ってしまうのは私だけか。
QRコードを読み取り、
開いたページで暗証番号を設定し、
カードで支払いをする。
(私たちが使用した大きなロッカーは$21)
現金しかない人はどうすんの?
10秒間に2度目の疑問である。

ロッカーのドアは、
手を離すとパタリと閉じてしまう。
一足目を入れ、二足目を掴んで振り返った時には
扉が閉じてロックされてしまっている。
そのドアにイラッ!
(セキュリティーが高いと褒めるべきなのか?)
旦那も同じことをやって、
Fワードと共にロッカーに八つ当たり。
機嫌がどんどん悪くなっていく…

その後、ヘルメットとスキー/スノボを受け取り
いざ出陣。
リフト乗り場のゲートが近づくにつれて、
私の胸がざわつきだす。
販売員が言っていたセンサーの位置(サイン)は、
私の二の腕あたりにある。
私のチケットは、それよりもはるか下
ズボンのポケットだ。
しかもざっくりした上着に覆われている。
通れるのか?
こんなところで、今更グローブを外し、
ポケットをまさぐり、センサーにタッチなんて
できないぜ…
しかし心配無用だった。
テクノロジーはすごい。

時代の変化に振り回されつつ
15年ぶりのゲレンデへと飛び出した。

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