私は飛行機が好きではない。
必要がなければ乗りたくない。
海外旅行はしたいが、
飛行機には乗りなくないという矛盾。
飛行機が好き♡という人の気持ちが
私にはどうしても分からない。
心の底から”どこでもドア”の登場を願っている。
昨日、日本の実家に無事に到着した。
まじで長かった…
お得なDealで購入した今回のチケットは、
シカゴ経由羽田行き。
乗り継ぎ便は正直面倒だが、
日本までの長い航路、
一旦、飛行機という狭い空間から出られることは
メリットと捉えるようにしている。
途中で乗り換えるということは、
1つの飛行機に乗っている時間が
短縮するイメージがあるが、
シカゴくらいだと大して変わらない。
結局13時間半の缶詰状態。
(トロント-羽田は約14時間)
出発当日の朝、トロントは雪。
シカゴでのLayoverは57分しかないのに、
出発が40分近く遅れるという
ハラハラの出だしだった。
搭乗開始はOn timeだったのだが
滑走路の渋滞で離陸までに時間がかかった。
しかし到着は時間どおりという
(結果オーライなのは助かったが)
狐につままれたような感覚だった。
飛行機が嫌いな理由の1つは、
やはり事故が怖いこと。
かつてフライトアテンダントだった友人が言うには、
飛行機は落ちないように設計されてるのだとか。
だから怖がることはないと。
そうなのかもしれないが…
そしてもう1つが、
あの窮屈なシートに座りっぱなしであるということ。
小柄の部類に入る私でさえ狭いと感じるあの空間に
私よりもずっと大柄な人たちが
耐えられていることが本当に不思議でならない。
私は腰が悪いというのもある。
同じ姿勢が続くと、
体を伸ばして寝転がりたくなってしまう。
それができないのは苦痛極まりない。
立ち上がって歩くだけでは
体の不快さは解消しないのだ。
そして歳とともに、
機内食がキツくなってきた。
食べた後にずっと同じ姿勢で固まっていることで
おなかにガスがたまってしまうのか、
腹痛に苦しまされるようになった。
そのため飛行機に乗る前も食べることを控え、
機内食も少しだけつまむ程度にして
かなり気を付けている。
ところが、今回はニオイにやられた。
シカゴからの飛行機は
羽田までに3回食事が出る。
1食目はチキンの照り焼きのようなごはん。
いつものように少しだけ手を付けて終える。
2食目にはサンドイッチが配られたのだが、
揚げ物のようなニオイが機内に充満し始める。
なんとそのニオイで急に気持ちが悪くなりだす。
まるで悪阻…?
まだ離陸から半分の6時間しか経っておらず、
これからまだ6時間以上も空の上。
飛行機から降りられないのに
どうしてくれようこの吐き気…
もちろん自分は
”サンドイッチはいらない”と断ったが、
周りはそのニオイでいっぱい。
眠りに落ちさえすれば大丈夫なはず…
そう自分に暗示をかけながら、
1時間弱は気持ち悪さと
最悪の事態(トイレにこもる)に陥ったら?
という恐怖との闘いだった。
いつしか眠りに落ちたようで、
2、3時間後に目が覚めた時には
吐き気もおさまり、
何とか残りのフライト時間を乗り切った。
帰りの飛行機が今から怖い…
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