祝 リーグ優勝!

ついに、ついに、
ついにトロントブルージェイズが
ワールドシリーズへ駒を進めた。

By George, Blue Jays reach first World Series since 1993!
TORONTO – Touch ‘em all, George: You’ll never hit a bigger home run in your life.Carrying echoes of ...


背水の陣でホームへ戻ってきた前日の試合。
負ければ今シーズンが幕を閉じる。
もしかしたら最後のゲーム?…と思うと
しっかり見納めたいという自分もいるのだが
やはり見ていられない。

序盤で5点のリードをしていても安心できない。
このシリーズ、リードを何回フイにしたことか。
ジワリジワリと詰め寄られる流れに
私は耐えられず5-2の状態で床についた。
逃げ切ってくれることを願いながら…

そして晴れて迎えたdo-or-dieの第7戦。
do-or-dieの言葉どおり、
これは勝とうが負けようが見なければならない。
ところが、まさかの超短納期の仕事が舞い込む。
朝から座りっぱなしでPCと格闘。
そんな中、旦那は友人に会いに行くという。
今日は週末じゃない。月曜だぞ?
心の中でそんなことを思いながらも、
茶々を入れられずに仕事に没頭できる環境になるので
「OK」と生返事をしていた。

いざ、旦那が出かける夕方になって初めて
「第7戦を一緒に観戦(パブで)するのか」と気がついた。
おいおい、それなら私も一緒に行きたいくらいだ。
しかし、仕事が終わっていないので無理な話。
独り家に残って仕事に励むことになった。
試合開始の8時を回り、
恐る恐る中継を見ようとストリーミングチャンネルを探すが
ここでもまさかの事態発生。
よくわからない何かの”install”を促され、
試合が見られない!!

旦那がいない時に余計なことはしたくないので、
他にもFreeで見られるストリーミングを色々ググったが
結局見つけられず…
このタイミング?嫌がらせか。
仕方なく諦めて仕事に集中することになったのだが、
やっぱり見たい。
自分のPCで再び検索を始め、
Live中継を見られるサイトに出会うことができた。
勝っていたらそのまま見たのだろうが
3-1で負けていたせいもあり
仕事の画面の後ろで中継を流しながら、
たまにチラ見するという手段に出た。

勝っている時はなかなか進まないが
負けている時はイニングの進みが早いったらない。
7回という終わりが見えてくる時間帯。
まだチャンスはあるから大丈夫という余裕が消え、
早く得点しなきゃ…と焦りが出始める。
実況アナウンサーの声が高くなると
ウィンドウを切り替えという作業の繰り返し。
そしてわれらがSpringerの
絵に描いたような逆転3ランホームランが飛び出した。
ひとりニヤけてしまう。

もっと追加点が欲しいところだが4-3のまま
残り2イニング。
ここからがまた手に汗握る展開になる。
抑えのピッチャーがピリッとせずに
逆転されてきた過去の嫌なシーンが蘇る。
やはり見ていられない…
それでも耳が完全に実況に釘付けになり
仕事をする手も止まりがちになる。
最後は腹をくくってウィンドウを切り替え
9回表の守りを見守った。
クローザーのホフマンが見事に三者三振に切ってとる。
最後のバッターを空振り三振に仕留めるという
これもまた最高に絵になるシーンで締めくくった。

私がカナダに来てから初めてのワールドシリーズ進出。
ずっとブルージェイズファンだったコアなファンにとっては
めちゃくちゃ長い道のりだったに違いない。
いやぁ、本当によかったよかった。
この勢いで頂点まで突っ走ってほしい。
次の相手は大谷選手のいるドジャース。
願ってもない巡り合わせになった。
もちろん、ブルージェイズに優勝してほしいが
少しリラックスして試合を楽しめそうだ。

Go Blue Jays, GO!!

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