目のやり場…

文化の違い

初めてカナダにやってきた遠い昔、
カナダのファッションはヨガパンツとパーカーだった。
ファッションセンスのない私には天国だ。
個人的には脚のラインが出るのがイヤなので、
レギンス (スパッツ) には手を出さないが、
Tシャツにスウェットで過ごせるのはすばらしい!

ただ、街を歩く人のボトムスがレギンス (スパッツ) だけというのに
めちゃくちゃ違和感があったのを覚えている。
そして月日は流れ、レギンス (スパッツ) の進化も加速し、
頑丈そうなスパンデックスが次々と世に出てきた。
それでも、日本ではショートパンツ等の下にはくもの
という考え方が大多数ではないだろうか。
(スポーツする時を除けば)

しかしこちらでは、ご丁寧にスパッツの上に
ショートパンツなんぞを重ねる人にはお目にかからない。
ジムのウェアは、レギンス (スパッツ) 一択と言っていいだろう。
私はパンツのラインが気になって気になって、
とてもじゃないがエクササイズに集中できない。
どうしてみんなのお尻にはラインが出ないのか?
ついつい、みんなのお尻をチェックしてしまう。

まぁ、頑なにオバサンパンツをはく私が悪いのだろうが、
Tバックの影すら見えないということは
直ばきしているということなのだろう。
それはそれで心もとない。
サポートというか、守られてる感というか… (何の?)

そんなことはさておき、スポーツ現場に限らず
スパッツのみで巷を闊歩する人を見ても、もう驚かない。
その光景にはそろそろ免疫ができた。

ただ、飲食店で見かけるとどうも落ち着かない。
ユニフォームになっているわけじゃないと思うが、
行きつけのパブでは、サーバーの服装はレギンス (スパッツ) が定番。
気温の上昇に合わせ、その丈がどんどん短くなっていく。
トップスも、パーカーやチビT(死語?)を脱ぎ捨て
タンクトップ、そしてスポーツブラ⁉へ…
これから陸上のレースにでも出るんかいな?
オバちゃんは、ここが何処なのか、もはや分からくなる。

昨日は、オーナーの娘さんが担当だった。
パッチリおめめに長いまつげ。
(マスカラの協力を得ているとはいえ羨ましいかぎり…)
小柄で、透き通るような白い肌に、惚れ惚れする小顔の持ち主。
そんな可愛らしさに相反するようなグラマラスさにドキッとするのは、
私だけじゃないハズ。

面と向かって話している時は、無防備にさらけ出された胸元とおへそが。
別のテーブルへ向かいこちらに後ろ姿を見せている時は
ショートスパッツのプリンッとしたお尻が…
もうどこに目を向けたらいいの??

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