自炊

日々の暮らし

順調に自炊生活を続けている。
もう、インスタグラム様様だ。
世の中にCOOKPADなるものが登場したのも革命だと思ったが、
文字だけでなく映像があるのは
料理に不慣れな者にとっては最高にありがたい。

”くし切りに”とか、”いちょう切りに”と言われても、
とっさにどう切るのか思い浮かばない。
コンテストじゃないので、
味さえよければ切り方などどうでもいいのだろうが、
味がよく染み込むとか、
きっと何等かのメリットがあるに違いない。
知識を得ることは決して損にはならい。
遅ればせながら (遅すぎ!)
料理の基礎の「き」を知る貴重な機会として
そんな些細なことも楽しんでいる。

以前は、(今ももちろんそうだが)
その都度ネットで検索する必要があった。
材料の中に「だし汁」とあれば、
だし汁って?から始まる。
「なすを乱切りにする」とあれば、
乱切りって?てな調子だ。
昭和生まれの私にとって、これはこれで便利すぎる機能だ。
本をわざわざ購入しなくても、
ただパソコンに知りたいことを打ち込めばいいのだから。
得たい情報は簡単に手に入るが、
時に文字だけでは100%理解できないこともある。

ところが今は、切り方や下ごしらえから
料理の手順に至るまで映像で見せてくれる。
百聞は一見に如かずとは、まさにこのことだろう。
テクノロジーの進化のおかげで
ド素人でも短時間でおいしいご飯にありつける。
ありがたや、ありがたや…

一昨日は、鶏のもも肉のおいしさを思い出させてくれた。
旦那は胸肉しか使わないので、
もも肉を味わったのは久しぶりだ。
胸肉も決して嫌いじゃないが、
たまにはジューシーで脂のある肉も悪くない。

ただ、毎日毎日料理をするのは大変な仕事だと
つくづく思い知らされる。
献立を考え、食材をそろえ、料理し、片付ける。
朝・昼・晩・朝・昼・晩・・・

専門学校時代に
本格的なキャンプ実習をした時の記憶が蘇ってきた。
朝食の後かたづけがやっと済んだと思ったら、
昼食の準備が始まり、食べて後かたづけが終わると、
夕食の準備がやって来る。
洗い物の順番待ちなどがあったせいもあるが、
1日中食事の準備/かたづけに追われて
ウンザリしたことを思い出した。

私と同じように料理などしたことがないまま結婚し、
子どもができて毎日食事の支度をしてくれていた母は
本当に大変だっただろうなと、
今さらながら母親のすごさを実感している。
世の中のお母さん(お父さん)、
こうやって料理をし続けている皆さん、
本当に尊敬します…

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