昨日もひと悶着あった。
喧嘩にまでは至らなかったが、おなじみの意見の衝突だ。
今までにも何度が取り上げてきている衛生感覚の話だが、
この感覚の違いの差は、宇宙よりも遠く果てしない。
「君は感情的になり過ぎだ」
「1つ1つに対していつもマックスで憤慨する」
「もっと落ち着きなさい」
これは彼のとんだ勘違いだ。
憤慨に到達するまでの私の譲歩・我慢が見えていない。
そもそも1つ1つにキレていたらこちらの神経がもたない。
3~4ストライクが続いての爆発だ。
この3~4ストライクは、黙って処理している。
そうとも知らずに (気づきもしないで)
すべてマックスで怒り狂っていると言われるのは実に心外だ。
最近は、アリとのバトルが続いていることもあり、
衛生管理の基準が少し厳しくなっているのは認める。
それでも、難しいことは要求していない。
「食品は使ったらすぐに冷蔵庫に入れる」
「食べカス(類)を残さない」
ただそれだけだ。
うちの旦那は食べ物をよくこぼす。
本当は、それをすぐに拭き取りたいが、
気分を害さないように、
なるべく本人が気づくまで待つようにしている。
しかしこれが命取りになる。
立ちあがった瞬間、十中八九それを踏みつぶす。
(この命中力は驚異的!)
足が冷えるタイプの旦那はスリッパを履いていることも多く、
踏んだことにさえ気づかない。
そしてそのまま歩きだし、見事に汚れを広げてくれる。
昨日もご飯粒の塊をボトッと落としたのが横目に入った。
(500円玉大の塊を落としても気づかないことにビビる)
私はグッと言葉を飲み込み、その場は無言でやり過ごした。
食事が終わり、お皿をキッチンへ片付けようと
旦那が席を立ったのだが、
(踏んでくれるなよ!という切なる願いが届いたのか、
珍しく踏まずに立ち上がった)
まったく気づかずに立ち去ろうとする旦那に、
さすがに拾ってくれよと、ブツを指差した。
自分でもその大きさに驚いていたが、
その処理の仕方がいただけない。
大物を拾ったあと、まだ何粒か残った状態で、
ナプキンを強く押し付けながら拭き取ろうとする。
米粒がつぶされて白い筋がどんどん広がっていく。
500円玉の大きさが15cm四方の汚れへと拡大した。
しかも、なすりつけられた米粒は残ったままだ。
彼の中では “きれいに拭きとった” で完了している。
私の中では ”ただ汚れを広げただけ” である。
あとで私がぬれ雑巾で拭けばいいことなので、
この程度でガミガミ言うことは卒業したが、
こういった些細なことが積み重なっていき爆発してしまう。
ある日、レストランで新人らしきサーバーが
テーブルを拭いてくれたのだが、
旦那はその拭き方がド素人すぎて機嫌が一瞬悪くなった。
「テーブルの拭き方が間違ってる!何だアレは?」と
鬼の首でも取ったように
私にテーブルの拭き方をレクチャーしてきた。
いやいや、あなたの拭き方も完全に不合格なんですけど…
掃除・片付けに関しては、
彼が手を出せば出すほど被害が広がっていく。
せめて汚さないでくれれば助かるのだが、
それを望むこともできない。
この先も、旦那のやることに深呼吸をして目をつぶり
仏の境地に至る道を模索していかねばならない。
Wish me luck・・・
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