人間とはなんと愚かな動物だろう。
喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったものだ。
先週の被害者が加害者となるアホさに呆れてしまう。
今週の被害者は何を隠そうこの私だ…
昨日は毎週1回の運動日、バレーボールナイトだった。
先週、プレー中にメンバーが衝突する事件が起こった。
1人のプレーヤーがセッターからボールをもらえず、
スパイクする機会がなかったことに不満を爆発させたのだ。
うちの旦那はこのバレーボールのオーガナイザーなので
当日欠席者がいた場合に、
サブとして参加できる人を捜さなければならない。
昨夜は2人の欠席者が出た。
旦那も少し彼のことを気にかけたのか、
先週の事件の元を作った女の子を避け、別の人を当たった。
更に、もうひとつの問題である ”わがままプリンセス*” へも
(*自分の思い通りにならないとふてくされるオヤジ)
個別でメールを送り、態度を少し改めるようお願いした。
ゲームはここ最近ではかなりムードよく始まり、
わがままプリンセスも (旦那のメールには無返信だったが)
それなりに考えるところもあったのか
態度に少し努力が見え隠れしていた。
時々ミスが続き、危うい空気になりかけた時間帯もあったが
なんとか持ちこたえ終盤へと向かっていった。
大抵、プレーが不調の人が1人2人出るものなのだが、
昨日は目立って調子が悪い人がおらず、
それも彼の態度を持ちこたえさせるのに一役買っていたと思う。
久々に2時間を通して和やか且つ
ラリーが続く楽しいバレーの時間となった。
私を除いては…
私たちのバレーはポジション固定ではなく、
ローテーションで全員がセッターのポジションに入る。
左右に出来るだけ平等にセットを上げることになってはいるが
もちろん、レシーブされたボールによっては
セットを上げる方向に選択の余地がなくなるので、
絶対に交互に上げなければいけない!という厳しいものではない。
あくまでも良心に沿ってというところだ。
和やかな雰囲気の中で私も久々にプレーを楽しんでいた。
ところが終盤近くになって、
先週セットを上げてもらえず怒りをぶちまけた張本人が、
私にセットを上げずに反対側へ連続して上げ続けた。
しばらくして旦那がそれに気づいたようで
私に目で合図を送ってきた。
その後、二言三言、旦那と私が言葉を交わしたのに
気づいたからかどうかは怪しいのだが、
何と、そいつが私に向かって
「次はセットを上げて欲しい?」とほざきやがったのだ。
目がテンである。
彼の爆発は、実は先週が初めてじゃない。
去年あたりから沸々と不満を漏らしていた。
その度に、私は彼の肩をもち擁護してきた。
それがこの仕打ちだ。
昨日は、皆がこぞって彼にセットを上げているのが見て取れた。
それに気を良くしたのか、自分の不満を都合よく忘れ去り
同じ仕打ちを人にするというアホな態度にでたわけだ。
この自己中さ… 呆れてものも言えない。
彼の気持ちを察して肩を持っていた自分がアホらしい。
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