赤ちゃんの抱っこって、腰にくる。
子供を育てるなら若いうちに…って
つくづくそう思う。
うちの近くに来ていた友人と急遽会うことに。
外へ出た瞬間、予想以上の暑さにビビる。
部屋の中では、
スウェットに靴下、フリースを羽織っている。
思っていた以上に体が冷えていたようで、
あまりの気温差に脳が混乱した。
モワッとした空気に徐々に体を順応させながら
速足で目的地へ向かう。
さわやかな風が吹いていたので
日陰は気持ちいいが、
照りつける太陽の下はかなり暑い。
まずは友人と彼女のBabyちゃんと
広い公園の芝の上でおしゃべり。
ただ、最近は地べたに長いこと座っていられない。
胡坐や横座りなど、微妙に態勢を変えつつも
だんだんと腰に不快感が出始める。
それを察してくれたのか定かではないが、
カフェへ移動することに。
この日、彼女はUberで来ていたため、
ベビーカーではなくカーシートだった。
彼女がBabyちゃんを抱っこし、
わたしはカーシートを運ぶ。
カーシートだけでそれなりに重量がある。
空の状態で運ぶのはそれほど苦にならないが、
ここにBabyが乗った状態を思うと震える。
カフェではBabyちゃんを抱かせてもらったり、
膝の上にのせたりして
たっぷりとスキンシップをさせてもらった。
可愛すぎて本当にとろけてしまう。
ただ、抱き上げる時に
腰にピピピと危険信号が何度か走った。
重心位置が少しでもズレると、
私の腰はかなり危険をはらむ。
「このくらい大丈夫だろ」という油断が
取り返しのつかないことになる。
カフェで癒しの時間を過ごしたあと
そのままお店の前で友人とお別れ。
自宅まで歩いて帰る道すがら
道端でうずくまった高齢の男性と
それを介護しようとしている女性に出くわした。
女性にヘルプを頼まれ、
2人で男性を立たせようと試みたが不成功。
女性はこの男性のご近所さんで、
2人ともすぐ目の前のアパートの住人らしい。
旧知の仲らしく、この男性の息子さんを呼んでくると
アパートへ走っていった。
その間、うずくまった男性に声をかける私。
四つん這いになっているこの男性は
態勢を変えたいと言うが、
どうにもこうにも動かしようがなかった。
彼の懐に入れればもう少し力を出せたと思うが、
建物の壁に阻まれそのスペースがない。
後方からのヘルプでは、
それこそ私のガラスの腰が砕け散る。
ピィーーーーー!!!
再び危険信号が発せられた。
しばらくして、
息子を呼びに行った女性が手ぶらで戻ってきた。
まさかの息子さん不在・・・
運よく、通りがかった男性2人がヘルプに入ってくれ、
私ともう一人のご近所さんの女性の4人がかりで
男性を立たせようと試みたが、1回目不成功。
本人が自力でまったく踏ん張れない状態って
マジで重い…
2回目で何とか男性2人が彼の両脇を固めることに成功し、
つま先を若干引きずるような形でアパートへと運んでいった。
私はそこで役目を終え、皆の後ろ姿を見送ったのだが、
そこからどうも自分の腰の様子がおかしい。
大事には至っていないが、この腰の不快感…
かなり気をつけないとドカンとくる前触れだ。
人助けの代償がこれとは…
今週はいろいろ予定が入っているだけに気が重い。
人助けの代償

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