毎年恒例のクリスマスパーティーの時期がやってきた。
私の苦手なパーティーだ。
我らのバレーボールクルーは、
月曜日、火曜日、木曜日と3グループあり
2つの曜日を掛け持ちで
プレーしているメンバーも数人いる。
お互いに欠席者の穴を埋め合ったりもしており、
大体顔見知りの人たちだ。
ただ、月曜日は元々オーガナイザーが違ったため、
(古株の人たちは知っている間柄)
私は月曜メンバーとはほぼ面識がない。
毎年3グループ合同での
クリスマスパーティーが開かれるのだが、
その時に見知らぬ顔を見かけたら
それが月曜メンバーということになる。
コロナ前までは、
私たちが毎週のバレー後に必ず立ち寄るなじみのパブが
生バンドを招いてクリスマスパーティーを開いていた。
いつもはそれに参加していたのだが、
昨年から、そのパブがイベントの開催を取りやめた。
そこで初の試みで、
パプの奥にあるイベントスペースを借りて、
独自のパーティーを開いたのだが、
だだっ広いスペースに対して出席者が少なく
バカ高くついたわりに盛り上がりに欠ける
何とも後味の悪いパーティーになってしまった。
そんな経緯もあり、
今年はうちの旦那の行きつけのパブに場所を変更し、
パーティーを開催することに。といっても、
こちらは日頃から生バンドの演奏があるパブなので、
みんなで歓談しながら夕食をとり、
ついでにバンド演奏を楽しむという程度のものだ。
狭いながらもダンスするスペースもある。
私は、日本でも忘年会やら飲み会やらでの
席移動が大の苦手。
話しやすい人と隣合わせで話が弾んでいても
トイレに立って帰ってくると
自分の安らぎの席がなくなっている…
話に身を乗り出す人に背中でブロックされる…
☝これ両側の人にやられるとマジで孤立…
(無意識なのか意図的なのかしらんが、
これをやる人本当に信じられない!!!)
色々な人と話たい!という社交的な人の奔放な動きに
私の人見知りの心がかき乱され
ほんっとうに居心地が悪い。
その点、今回の会場となったパブは、
狭いスペースにギュッと配置されたテーブルのおかげで
一度座ったら移動がしにくく、
いつもなら目まぐるしい席移動がほぼほぼなかった。
さらにはメインのバンド演奏が始まると、
大音量で会話はほぼ不可能になるのでありがたい。
それでも固いイスに座り続けていることは、
今の私の腰の状態には決して快適ではなく、
バンド演奏が一旦ブレイクに入った時点で
旦那を残し退散した。
今年のパーティーは、
火曜日のオーガナイザーとうちの旦那で企画したようだが、
メンバーへの案内メールの文面はうちの旦那が書いていた。
いつもくだらないジョークを挟むタイプで、今回も
“Bring out the Sandals and Sun Glasses! “
“We encourage you to dress in your best beach attire.”
と、夏のビーチスタイルで参加するよう呼びかけていた。
さすがに寒すぎて、短パンでいくのは諦めたが、
旦那は麦わら帽子にサングラス、
そしてサマープリントシャツといういでたちで
パブへ向かった。
実は、木曜日のバレーで1人のメンバーが
旦那に確認をしてきた。
“今年のパーティーのテーマは夏なんだろ?
俺はもちろんそのつもりだけど、
さすがに1人だけになるのは避けたいから
念のため確認しておくよ”と。
その時、私は『あのメールは社交辞令的な
ちょっとした冗談でしょ?』
と思っていたのだが…
どうもマジメなドレスコードだったようで、
(もちろんmustではないのだが)
古株メンバーは皆、分厚いコートの下に
トロピカルなシャツを着て登場した。
前日に確認してきた彼は、
本当に短パンで来るつもりでいたらしいが、
出る直前に旦那が送ったメール
“Shorts would be good, but a bit risky…”
を見てジーンズに履き替えたらしい。
ハロウィーンのような
コスチュームパーティーでもなんでもないのに
そこまで真剣になれるのってある意味スゴイ。
この人の実際の仕事ぶりはもちろん知らないので
まったく関係ないのだが、
そいうクソ真面目な一面を
みんな仕事に向けてくれないか?と思ってしまう…
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