この週末に、友人の息子さんの結婚式で訪れた地域は、
アーミッシュの人たちが多く暮らしているそうだ。
新婦のご両親がリタイア後に移り住んだ場所で、
お隣さんはアーミッシュのご家族?らしい。
(と言っても、お互いに広大な敷地を持っているので、
どこがお隣さんなのか分からない)
目的地へ向かう一本道の両サイドは、果てしなく続く牧草地。
牛や馬が草を食む姿もそこかしこに見られる。
そんな大草原の中に農家の家と、
大きくて古く味わいのある納屋が点在する。
一本道を走っていると、
映画の中でしか見たことがなかった光景に出くわした。
対向車線をこちらに向かって走ってくるのは、何と馬車。
運転?しているのは男の人で、
麦わら帽子をかぶり、黒いズボンにサスペンダー。
後ろには、控え目な服装をした女性が二人乗っていた。
その後も何度かアーミッシュの馬車とすれ違った。
馬の蹄の音に合わせて揺られていく馬車。
なんとものどかな光景だ。
そして日が暮れて暗くなった部屋の中を照らしているのは
ロウソクの灯…
本当にそこだけ時代がタイムスリップしたようだった。
アーミッシュの人たちはモノづくりに長けている。
新婦のご両親に、すてきなものを見せてもらった。
近所のアーミッシュの人が3日で作ってくれたそうだ。
車輪付きのログハウスもどきで
中にはダブルベッドが置いてあり、寝泊りができる。
車でけん引することが可能なので、
気の向くまま自分たちの好きなところへ運び、
森の中で一夜を過ごすなんて贅沢な遊びができるんだとか…
ベッドで眠れるキャンプっていうのも
なかなか乙なものかもしれない。
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