ブロマンス?

旦那

旦那が夜に出かけて行った。
風邪の症状が抜け切らないのに…

友人の1人から、最近よく電話がかかってくる。
日中・夜問わず、
日によっては数回に渡ることも、
女子並みの長電話をしていることもある。
旦那は自営なので、その点は融通が利く。
お客様がいなければいつまででも相手ができる。
何ならイヤフォンをしてハンズフリーにすれば
電話しながら作業ができてしまうのだ。
バックミュージック変わりとでも言おうか…

昨日も、旦那の電話の会話はよく聞こえていた。
声がバカでかいので話の内容が大体分かる)
相手からの誘いに、
”まだクリネックスが手放せないし…”と
少し躊躇している様子がうかがえたものの
相棒のラブコールに”NO”とは言えない。

電話が終わると、
珍しく私にお伺いを立ててきた。
今回の風邪の発端は旦那。
そして私はうつされた人。
症状は旦那とほとんど変わらないが、
私の声がハスキーになっていることが
どうも重症度のアピールに貢献しているようだ。
きっと苦しそうに聞こえるのだろう。
(私は気に入ってるが)

「”新しいばい菌を持ち帰らなければ”どうぞ」と
私は返事をした。
これって最強に難しいことだとは思うが、
まぎれもない本心だ。
この弱ってる状態で、
新たな菌を受けて立つ余裕はない。

そして旦那は出かけていった。
友人の住まいは、うちとは正反対の東の方にある。
昨日は、中間地点あたりで落ち合ったらしいが、
大抵は旦那が彼のテリトリーへと旅をする。
なんか、好きな人のためならどこへでも…って
『恋は盲目』中の女子みたいじゃないか?

しかし実際の状況は、
悩める男子の友人を励ましに行っている構図である。
友人は長いこと続いていた負の状況を断ち切り、
離婚をした。
晴れて自由の身になり新たな出会いを探している。
最近の頻繁な連絡は、
まさにその人生&恋愛相談である。
うちの旦那に恋愛指南ができるとは思えないが、
頼られるのは嬉しいことだ。

自宅にこもりっきりになりがちな仕事柄、
外の空気を吸いに出かけることは必須でもある。
ブロマンスの『愛』を育むことに
私は大いに賛成である。

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