今日の話題は、天井からきのこが生えた話。
ある日、雨漏りの音で夜中に目が覚めた。
ポタ・ポタ・ポタ…
規則的に水が落ちる音。
この数時間にそんな激しい雨が降ったのだろうか?
いやいや待て。私が寝ているのはベースメントだ。
いったいどうやったら雨が漏る???
この部屋に水が落ちているということは、
1階の居住スペースは大洪水か??
いやいや、それも待て。
このビルは2階建てじゃなかったか?
恐る恐るベッドから這い出し音のする方へ向かったが、
どこにも異常は見つけられない。
急いで1階へ上がると、事件現場はそこにあった。
天井からポタポタとしたたる水滴で
床には既に小さな水たまりができ始めていた。
またかっ!
上の階に入る住人は、どういうわけかシャワーカーテンの使い方を知らない。
彼らがシャワーを使う度に水がバスタブの外に漏れ、
それが下界に落ちてくるのだ。
何度となく繰り返された結果、うちの天井にはとうとう亀裂が入ってしまった。
ビルのオーナーに修理をお願いしたところで
すぐに直してもらえる見込みはない。
DIYが好きなうちの旦那は、何でも自分でやろうとする。
それはそれでいいことなのだが、いつ腰を上げるかは気分次第だ。
こちらも取り掛かるまで恐ろしく時間がかかる。
どれくらいの期間放置されていたのだろう?
ある日、その亀裂から何かが延びてきているのを目撃した。
そして2日ほどで、立派なきのこの花が咲いた…
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