文化の違い

去年と同じコテージに行った。
去年より1週間遅い。
それだけで、もうかなり涼しい。
前回のメンバーから一組だけ入れ替わった。
レンタルするコテージには
5つのベッドルームがあり、
3組のカップルと、2組の友人同士の
合計10人で2泊3日のパーティーだ。

一組入れ替わったのは、
協力態勢に欠けるカップルだったのが理由だ。
滞在中の食事係は持ち回りだったのだが、
3日目の朝食担当だったのにもかかわらず
何の準備もしないどころか
最後の片付けも一切手伝わずに帰ってしまった。
ブーイングの大合唱である。

そして今回、新しいメンバーを加えて
2度目の開催が決まった。
ところが直前で、
もうひとカップルがドタキャンをした。
これもかなりブーイングだったのだが
個人的に苦手なタイプの人たちだったので
私にとってはありがたかった。

楽しくなるはずの週末。
集合場所へ向かう地下鉄の中で
旦那がやりとりしているメッセージを見て
一気に背筋が寒くなった。
なんと、お義母さんを招待していたのだ。
友人同士の泊まりがけの小旅行?に
自分の母親を普通呼ぶか?

お義母さんもお義母さんで、
誘われたからって息子の友人の集まりに
喜び勇んでやってくるか?

しかも旦那とのやりとりでは、
近所に住む弟(叔父)にも声をかけてみると
何やらノリノリなのだ。
これは小学校のサマーキャンプじゃないぞ。
親の同伴は必要ない。

イベント事に親族を呼ぶのは
決して悪いことではない。
日本ではあまり日常的ではないが、
こちらではごくごく普通なようで、
友人同士の集まりに従妹とかが混じっている。
現に、この小旅行も
元々友人の従妹カップルが入っていた。
もし他のメンバーが親を連れてきても
最初は「えっ?」と驚くだろうが(文化の違い)
そのあとはそれほど気にしないと思う。

でも嫁と姑となると話が変わる。
ただでさえ未だに距離を感じている間柄。
義母はどう感じているかわからないが、
わたしは常に緊張している。
今回は苦手なカップルがドタキャンしたおかげで
私的にはかなりリラックスできる環境が整っていた。
それなのに…
義母が来るってどういうことよ!
しかも叔父さんさんまで…

前もって何の相談もなく
当日になって「脅威の事実」が発覚する。
毎回お決まりの「ドッキリ」に
怒りで全身がプルプルと震える。
そしてこの先に待ち受ける憂鬱な週末に
気分が萎える。
最悪の出だしだ。

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