先日、久々に仲間に会った。
10年近くぶりに会う人から聞かされるエピソードは
本当に驚きと喜びに満ちている。
半年会わないだけでも
知らないことが色々起こっているのだから、
10年分となればなおさらだ。
仕事、病気、出会い、結婚、出産…
時間の経過をまざまざと思い知らされる。
淡々と代り映えのない毎日を過ごしている私にとって
今回もひとり現実に引き戻されることになった。
時間の経過を一番感じさせられるのが、
一人の人が結婚して家庭を持ち、
子どもが生まれ、
そしてその子どもが成長していく過程を
目に(耳に)する時だ。
互いに独身だった時にカナダで出会い
仲良くなった友人たちも
今はそれぞれ家庭を持ち、
みな仕事や子育てに追われている。
そのほとんどが私より年下だ。
私だけが時間が止まってしまっているようだ。
気持だけはカナダにやって来た時と
あまり変わっていないつもりでいるが、
気づけば、こちらで出会う日本人との年齢差が
爆速でかけ離れていく。
もうすでに彼らの親世代だ。
いつの間に…
今回再会した彼も、
既に結婚していて来月にはパパになるらしい。
Teenagerだった若者が、
もう30近いという現実を突きつけられ、
自分も同じ分だけ歳を重ねていることを考えると
震えてくる。これは武者震いというものか?
彼らの10年のスパンは、
私にとっては2年くらいの感覚でしかない。
しかし現実は平等に時間が流れている。
そりゃ、歳とるはずだわ…
ストレッチしていて
ただ態勢を入れ変えるだけなのに
妙な時間がかかるのも…納得。
彼との歳の差を改めて計算してみてビビる。
そんなに差があったんかい!
たとえ体力は衰えても、
(いつまでも走れることを目指してはいるが)
精神だけはいつまでも若くいたいと、
改めて心に誓う2025年の春である。
年月

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