「忙しくてできない!」
旦那の意味の分からない言い訳にあきれてしまう。
肉や魚の切り身は、
たいていプラスチックのトレーに入れて売られている。
肉や魚の下に敷かれたシートは”鮮度保持シート”と呼ばれ、
食品から出る水分や油分を吸収することで
食品から出る臭みを抑えることができ
鮮度を保つためのものであるらしい。
しかしこのシート
扱い方を間違えると、とんだ事故を引き起こす。
シートの中身であるジェルが
水分を吸収すると膨れ上がり
相当な重さにまで成長してしまう。
捨てる際に水分を絞ろうとすると
シートが破裂しジェルがシンクにだだ漏れになる。
先日、鶏の胸肉を購入してきた旦那。
1つずつ小分けにして冷凍するのだが、
ここでも旦那の妙なこだわりがさく裂する。
アルミホイルに包むことを断固拒むのだ。
よくは知らないが、なんか体に悪いらしい。
そのため、必ずParchment Paperを1枚挟む。
面倒なのでその処理は旦那に任せている。
ただ旦那に任せると何かしら事故るから驚きだ。
旦那が胸肉の処理をしている姿は
目のスミに入ってはいたが、
仕事に集中していたので事故に気づくのが遅れた。
仕事がひと段落してキッチンに立つと
空になった胸肉のトレーやらラップやらが
シンクに散乱。
しかもご丁寧にトレーには水が…
なぜに?
完全に手遅れである。
立派なジェリーが誕生していた。
この事故は何も初めてのことじゃない。
何度も何度も繰り返しやってくれる。
その度に「お願いだから
このシートをシンクに放置しないでくれ!」と
「水を含むと大変なことになるんだ」と
実物を見せてお願いしてきている。
しかもこのジェリーは臭う。
当然だろう。食品の臭みを取っているのだから。
ついちょっと前にも同じことがあった。
あの時「おぉ、ごめん。分かった」って
言ってたじゃん。
なんで学ばない?
「またぁ????」っと怒りの声を上げると
返ってきたのが冒頭の言葉だ。
「忙しくてできない」
「今日はたくさんやることがあるんだ。
君のように完璧にはできない!」と
逆切れされた。
完璧もなにもない。
”忙しい”が言い訳になどならない。
シートをシンクに置かなければそれでいい。
本当なら、ごみをきちんと始末するところまで
やってほしいが、
そんな高度なことは頼んでない。
水を含んでしまう危険のある
シンクに放置さえしなければいいことだ。
シンクはごみ箱じゃない。
このアホさ加減に呆れてものも言えない…
言い訳

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