昨日掃除をしていて、すんごいものを発見。
思考回路が3秒止まった。
高齢者の家における火災の原因の1つとして
よくあげられる『コンセント火災』。
まさに、それ。
まさか我が実家で見つかるとは…
キッチンの壁についているそのコンセントは
前に置かれた小さな棚が目隠しとなり、
まったく目につかない。
そこには1本の延長コードが差してあり、
そこから延びた3つの差し込み口があるコンセントに
石油ファンヒーターや
オーブントースターをつなげて使っていた。
歳をとると、なんでも面倒くさくなる。
最近、私自身が感じ始めているのだから、
80を超えている両親はなおさらだろう。
せめて自分がいる間に、
日頃手の届いていないところを掃除しようと、
小さな家具をどかしながら掃除を進めていた時だ。
掃除機をかけるために小さな棚を動かすと
目の前に現れたのは、なんと…
コンセントに差された黒焦げのプラグ。
両脇は溶けて若干変形している。
・・・
まじで一瞬思考が止まった。
よくぞ今まで発火せずにいたものだ。
昨日、もし私がこの棚を動かさなかったら…
私の滞在中に発火した可能性もある。
あるいは私が帰国後、
年老いた両親だけの時に…
想像すると背筋が凍る。
そのあとは
家中のコンセントを確認して回った。
タイミングよく、
今週は別件で電気屋さんを呼んでいるので、
その時に追加で見てもらうことになった。
そして今日、
プロフェッショナルの電気屋さんに診てもらったところ、
被害は表面だけで、中のほうはきれいだということで、
大がかりな交換には至らず
新しいコンセントを付けてもらい一見落着。
元通りに使えるようになった。
コンセントも、こまめな点検が必要であることを
今回改めて学び、
替え時の判断についても教えてもらった。
コンセントの表面が茶色などに変色していたら
もちろん要注意!
また、プラグの抜き差しが少しゆるくなっていたら
それも交換のサインらしい。
いやぁ、発火する前に発見できて本当によかった。
今回はシートセールに飛びつき
予定になかった帰省だったものの
これにも意味があったというものだ。
コンセントは物で隠さない。
こまめにホコリをとる。
変形したプラグは差し込まない。
コンセントも交換が必要(目安は10年)。
ついつい、ないがしろにしてしまうコンセントだが
まじめに、ちょっと気を使っていこうと思う。
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