食欲

カナダ/カナダ人

more food and more drinks.
日曜日から友人宅にお世話になっているのだが、
ここに来ると、毎回たらふくご馳走になる。
料理好き+ホスピタリティに溢れる夫婦なので、
提供される量が半端ない。

朝早起きの彼らは、
Morning coffeeをお共に
読書などでまったりした時間を楽しむ。
そして遅起きの私たちが動きだす9時頃に朝食。
今日はほとんど10時近かったが、
お昼はスキップすることがない。
2時近くには
肉厚のジューシーなパテを挟んだバーガーに
フレンチフライが提供された。
朝食後、マイナス10度の中
犬の散歩には行ったが、
それ以外は大したことをしていない。

その後、隣町までちょとしたお使いでドライブ。
ついでに寄り道した先はBrewery。
今夜はパブへ繰り出すことが決まっているのに、
フライングして今からビール?
ビールだけではお口が寂しく… と
フレンチフライも注文。
(さっきも食べたやん!)
せっかくBreweryに来てるので、
私も1杯いただいた。

夜のeating outの目的は、
カナダ人にとって大事な
ホッケーの試合を観戦すること。
『4 Nations Face-Off』の決勝戦で
因縁のライバル・アメリカとぶつかる。

『4 Nations Face-Off』とは、
カナダ、アメリカの他
フィンランド、スウェーデンが参加しており、
チームは全員NHL所属の選手で構成されている。
つまり各国のトップ選手が本気でぶつかる
オリンピック並みの国際大会である。
ホッケーが国技であるカナダとしては
負けられない一戦だ。
しかも決戦の相手は宿敵アメリカ。

試合開始前の7:30頃にパブへ。
友人夫婦は私たちより年上だが
驚くほどよく食べる。
私たちは、1つの料理を旦那とシェアしたが
彼らはそれぞれが注文した料理を
ペロリと平らげた。
お腹も満足したところで
因縁の対決の火ぶたが切られた。
会場のテンションがテレビから伝わってくる。
少し前のニュースでは、
試合会場であるボストンへ行くための
飛行機がキャンセルになり、
30時間かけて車で駆けつけたという
カナダ人ファンの話題が流れていた。
会場の熱気は、
ここローカルのパブとは
比べ物にならないに違いない。

試合はカナダが先行したが
2-2のスコアでOver time (延長戦)へ突入。
小腹が空き?ナチョスを追加オーダーし、
延長戦に備える。
腹が減っては戦はできないのである。
私は午後にフライングしたビールで
既に体がアルコールを拒否していたが
皆は、3杯4杯とアルコールも進んでいく。
一体どういう胃袋をしてるのだろうか…

試合は劇的なゴールデンゴールで
我がカナダが勝利をおさめた。
パブが大きな歓声に包まれたのは言うまでもない。
張り詰めた緊張感からいっきに解き放たれ
心穏やかに家路へと向かった。

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