昨日は喉が痛くてモチベーションがダダ下がりだった。
体温計がない*ので熱の状態は分からない。
(*カナダにいると、これって結構あるある)
額を触っても熱くはないし、全身のほてりもない。
立ち上がった時に頭がフラフラすることもないので、
多分熱はない。
でも喉の傷みって、本当に憂鬱。
食事のみならず、唾液を飲み込むのもイチイチ痛い。
普段は無意識に行っているものだが、
こんなにも唾液を飲み込む回数って多いのか…
仕事もひと段落ついていたので、
夜のバレーの時間まで(行くんかい!)
少し横になろうかと思っていたのだが、
3時頃に旦那に差し出された薬を飲んだら
痛みが和らぎ気分が上がっていく。
痛みがもたらす負の影響力ってすごいんだなと
改めて感じてしまった。
この薬(痛み止め)の服用の仕方だが、
カナダで体験したカルチャーショックの1つでもある。
痛み止め。
日本でいう解熱鎮痛剤にあたるものなのだが
私の感覚では、服用するのは最後の砦というか、
熱が出た時と、私の場合生理痛を抑える時だけ。
幸運なことに熱はあまり出さないので、
服用するのはもっぱら生理の時だけだった。
それでも、毎月やってくるものだけに
毎回飲んでいると
いつか薬が効かなくなるんじゃないかという不安から、
(実際、母はそれを経験したという)
我慢できる痛みの時は飲まずに耐えることもある。
しかしその考え方は、カナダに来てひっくり返された。
カナダの家庭ではイブプロフェンが常備薬。
(薬のブランド名でなく、成分で呼ぶのも面白い)
痛みがあると速攻飲む。
痛み止めって、そんな簡単に飲むものなのか?
しかも筋肉痛で飲む習慣には、
正直驚きを通りこしてドン引きした。
筋肉痛って、それは筋肉があったことを知らせてくれた
喜びの痛みじゃないのか?
カナダ人の言い分としては、
『痛みを我慢して作業効率が下がるのは時間の無駄』
ということらしい。
ふぅ~む。一理ある。いや、二里あるかもしれない。
それでも筋肉痛はないだろ?とは思うが。
一般的に女性の方が痛み強いのは知られているが、
日本人は全体的に痛みに強い人種なのかもしれない。
それとも、痛みを耐えるのが好きなマゾなのか?
いや、ある程度の痛みに対する耐性は
つけておいた方がいいだろうよ。
薬が無くなったらどうするつもりだ?
カナダ人よ、君たちあまりにも弱すぎる。
そんな色々な気持ちを抱きながら
生まれて初めて”喉の痛み”で薬をのんだ私。
その魔法のような効き目に味をしめ、
良質な睡眠が欲しかった私は(このところ睡眠不足)
寝る前にも”魔法の1錠”に手を出した。
筋肉痛で飲むことは絶対にしないと固く心に誓いながら
カナダ人化していく自分に警鐘を鳴らす。
痛み止め

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