実家

旦那の実家へ帰省する。
お義母さんの誕生日は7/3だ。
去年の夏は（８月だったが）私はお留守番で、
旦那やお義母さんは東に住む親せきに会いに出かけた。
今までも１年のうちで確実に帰省するのは
サンクスギビングとクリスマスで
夏の帰省は気まぐれだ。

その気まぐれが今年やってきた。旦那が
「お母さんの誕生日に合わせて帰ろうかな」と言い出した。
しかし、問題は7/3が木曜日だということ。
お隣さんなら何曜日だろうが構わないが、
行くなら数日お泊りするとなると
週の半ばというのはよろしくない。
そんなこんなで旦那が出した結論は、
誕生日より前になってしまうが、
金曜の夜出で、土・日・月のお泊まりプランだ。

金曜日の夜に向こうへ着くので、
厳密には４泊となる。
できれば２泊ぐらいがいいので
私にはちょっとストレスのある日程である。
ただ仕事的には、金曜の仕事を終わらせて出かけられ、
週末は仕事をする必要がないので、
仕事を気にかけなければならないのは月曜日だけで済む。

ところが、
直前になって旦那の悪いクセが出た。
「やっぱり…誕生日の前に帰っちゃうのはどうかな？」

えっ、何か問題でも？
誕生日に関して何もしない、何も触れないで
誕生日前にさっさと逃げ帰るというなら失礼かもしれないが、
きちんと、それ目的で帰るのだから何も問題ないだろ。
そりゃ、当日に祝ってあげられれば一番いいかもしれない。
でも早めのバースデーパーティーだって普通にある。
それぞれ都合がある大人同士。
会える時に会ってお祝いしてあげれば十分だと思うのは
私だけなのだろうか？
そもそも私はお祝い事とか気にしないで生きてきたので、
そのへんドライなのは十分自覚している。
それでも、正直同意できない。

結局、予定は変更され、
月曜の夜出で、火・水・木のお泊りプランになった。
絶賛平日である。
旦那は家を出てしまえば仕事はないが、
私は仕事もちだ。
平日は仕事をしなければならない。
これってリモートワークのデメリット。
オフィスに通っていたら「休みが取れない」で済むが
どこでも仕事ができてしまうリモートワーク。
「仕事があるから無理」とは断れない。

自分のバケーションでも同じ状況に陥るのだが、
気分がこうも違うのだから不思議だ。
バケーションの時は、
以前のように休暇の申請に気を使う必要がなくなった分
”旅先で自分で仕事をコントロールすればいい”と
ポジティブ思考になれる。
しかし、気が進まない場所へ行く時は、
”仕事があるのに行きたくなくない”と
ネガティブ思考に支配される。
「休みが取れない」という言い訳が無くなったことを
惜しいと思う自分がここにいる。