*少々汚い話なのでご注意を…
間一髪で間に合った。
いやぁ、食べ物って恐るべし。
友人夫婦と夕食を共にするべく
いつもとは違う場所へ出かけた。
ダイニングスペースは
それほど大きくはないのだが、
うちの近所では、
ちょっぴりファンシーな雰囲気のある
レストランだ。
私たちは何度か行ったことがあるのだが、
一皿のボリュームがありながらも
お値段ほそれほど高くない。
バーガーひとつとっても
そびえるタワーのゴージャスさだ。
(このご時世、$20台なら普通なので、
あのボリュームなら逆に
お手頃なのかもしれない)
たまには、いつもとは違う体験をするのもいい。
時期的<新年>に
スペシャルメニューがあったので
私はそのスープとメインのセットにしてみた。
コーンチャウダーとサーモン。
友人妻もセットだったが、
彼女は、サラダとターキーをチョイス。
まずは、スープが出てきたのだが、
めちゃくちゃソルティでびびった。
クリーミーでリッチな上に、
塩辛いというなんとも濃すぎる味付け。
友人が頼んだのはシーザーサラダで、
彼女は、「美味しい!」と絶賛だったが、
味見させてもらったところ
私には、これまたソルティすぎた。
旦那の情報では、
店のオーナーが変わったらしい。
それが影響してるのか分からないが、
味付けの基準が変わってしまったのだろうか?
そしてメインのサーモンが登場。
メニューを見ただけでは、
どんなサーモン料理なのか分からなかったのだが、(カナダ人の誰も分からず)
マッシュポテトの上に
肉厚のサーモンがのっかり、
ディルがふんだんに散りばめられていた。
こちらもクリーミーな味付けで
美味しいのだが、
私にはちょっとソルティすぎた。
よっぽどのことがない限り残せないタチで
完食はしたが、
水をいつも以上に飲むはめになった。
宴もたけなわ、トイレ(小)に行くか
迷い始めた頃だった。
友人の車に乗ってしまえば、
家まで数分の距離。
大丈夫だろうと踏んでいたのだが、
事態はそこから急転し始める。
お腹がゴロゴロし出したのだ。
えっ、このタイミング?
キュウ〜ッという痛みが
打ち寄せる波のように、
等間隔で襲ってくる。
ここでトイレに行くべきか?
我慢できそうか?
テーブルではお会計が始まっている。
今、ここで駆け込んだら
トイレから出られなくなる危険性も…
でも我慢して間に合わなかったら??
それこそ悲劇が待っている。
苦渋の選択を迫られた私の脳が
高速で最善策を計算し
導き出した結論は、家まで我慢。
車に乗り込み家まで送ってもらうと、
別れの挨拶もほどほどに、
我が家のトイレへまっしぐら。
危なかった…
犯人はコーンチャウダーかサーモンか?
いずれにしても、
あの塩辛さは私の口には合わない。
好きなお店だっただけに残念だ。
ただ、初めて行った友人が、
レストランを気に入ってくれたのが、
せめてもの救いだ。
慣れない食事は、ご用心!
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