失敗から学ぶ

ハプニング


つい先日の信じられないサービス体験。
運営に思いやりが欠けていると感じたGo trainだが、
”鉄は熱いうちに打て” じゃないが、
もう少しGo trainと仲良くなろう!と
記憶が新しいうちに再び利用してみた。

 前回のGo trainの記事はこちらから☟

実は、この駅ホームの工事の影響で、
(前方車両は駅でドアが開かない)
電車の中の移動を強いられたのは2回目だった。
うちの旦那は、3回目…
あれはある夏の日だった。
ビーチバレーに出かけた帰り、
いつも通りUberで帰宅していたのだが、
その日は思わぬ渋滞にはまってしまった。
運転手は道路に不慣れな感じで、
旦那が別ルートを提案しても話がかみ合わず
車内には不穏な空気が流れ始めていた。
ちょうどUnion駅近くだったこともあり
根が短気な旦那は ”Go trainで帰る” と言いだした。

私たちは道路のど真ん中で車を降り、
渋滞の車を縫うようにして駅へ向かった。
1日中炎天下でバレーをした後で疲れていた私は、
渋滞だろうが何だろうが
家の前まで連れてってくれるUberの方がありがたい。
しかし、へそを曲げた旦那に引きずられるように
仕方なく駅へと向かうことになった。

この日より前に、
一度 Go train を利用していた旦那は、
車内を移動する羽目になったことを覚えており、
前の方の車両に乗る必要があると私に力説しながら
電車に乗り込んだ。
ところが発車してから流れるおなじみのアナウンスは、
”電車の後方へ移動しろ” であった。
旦那の記憶が間違っていたのか、
Go trainが開閉する車両を変えたのかは知らないが、
結局、私たちは大きな荷物を持って
走行中の電車の中を移動することになった。

今回、ホームで待っていた時に
ふとその記憶が蘇ってきた私は、
旦那にホームの工事はもう終わったのか確認した。
返ってきた答えは「ああ、終わった」だった。
なのであまり深く考えずに乗り込んだ結果、
再び車両移動をすることに。
(後日このことを問いただしてみると、
うわの空で答えていたらしい)

1つ目の学び:旦那の言葉は当てにならない

そして昨日、友人と会うのに
いつもならバスー地下鉄を利用するのだが、
Go trainを再び使ってみることに。
記憶が新しいうちに続けて体験することで、
明確な記憶としてとどめておくために…
(カナダの工事は永遠に続くので、
”後方車両” を覚えておくことは理にかなっている)

帰宅時、私がGo trainで帰ることを告げると、
友人も使ってみたいということで
一緒にGo trainに乗ることになった。
満を持して”後方車両” に乗車。
彼女はベビちゃん連れだったので、
ベビちゃんとの会話を楽しんでいるうちに
電車は発車し次第に加速していく…
Exhibition駅はすぐなはずなのに??

話に夢中になってしまって気付くのが遅れたが、
電車はまだ1度も止まっていない。
何かがおかしい。
窓の外に目を向けると、
ちょうどいいタイミングで “Mentor College“
というサインが目に飛び込んできた。

あはは…
うちの駅も通り越してる。
完全に乗る電車間違えとるワ。
最初に止まる駅って一体どこよ…?
慌てて隣に座っている人に聞いた。
すると、
「これはExpress trainなのよ。
でもよくあることよ」
(そんなのあったんかい??)
と私の失敗を慰めてくれた。

電車は私の駅の更に2駅先でやっと停車。
反対ホームへ移動し折り返すこととなったのだが、
電車の向きが変わると混乱するのは私だけだろうか?
あれ?今度私が乗るべき車両はどっち?
電車がホームに入って来た時、
私たちはたまたま中央寄りにいたようで、
目の前の車両はAccessibility carだった。
カスタマーサービス職員が
ホームとのギャップにボードを渡してくれ
ベビーカーもスムーズに乗り降りできる。

電車が発車するなり、
例の移動を促すアナウンスが流れ始めた。
そういえば急行列車ではこのアナウンスもなかったわ。
あまりにベビちゃんが可愛いすぎて
神経がベビちゃんに一極集中してしまった。

2つ目の学び:Accessibility carは大抵中央に位置し、
そのドアは必ず開く。つまり起点となる車両である。
(ここに乗っておけば間違いない。)

今回のアナウンスで、まさに “カナダ的” で
苦笑いしてしまったのが、
”もし降りられなかったら、
もう1つ先の駅まで行って
1駅戻ってください”

そんな案内でいいんかい… もう大らかすぎる。

友人にも迷惑をかけてしまった大失敗であったが、
Go trainをまた少し学んだ。
よく考えれば、通勤列車だしExpress trainもあるだろう。
でも、その違いはどこで分かるのか。
サービスに欠ける不親切なカナダだが、
さすがに急行列車のサインはどこかにあるはず。
私は何を見逃したのか?

3つ目の学び:電光掲示板の見方。
急行列車には
『Lightning bolt symbol』がついてるんだって。
わかりづらっ!

<出典:Metrolinx ホームページより

色々学んだ数日間だったが、
新しいものに挑戦するときは、
事前のリサーチも超重要と改めて悟った出来事だった。

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