Netflix の「極悪女王」が話題らしい。
主人公はゆりやんレトリィバァ演じるダンプ松本だが、
ライバルだったクラッシュギャルズも当然登場する。
クラッシュギャルズの大ファンだった友人を思い出す。
彼女もきっと見ているに違いない…
しかし私はプロレスは苦手だ。
痛いのも血がでるのも見ていられない。
ボクシングのように正々堂々と殴り合った結果
血が出てしまったのならまだ理解できるのだが、(見たくはないが…)
折りたたみイスとかチェーンとか、
肉体とは関係のないものまで使って攻撃し血を流すのは
私の理解の範疇を超えている。
そういったリング外 (内?) の乱闘などを抜きにして
純粋な格闘面だけに目を向けた場合、
空手やボクシングなどの打撃はまだマシなのだが、
総合格闘技などで見られる関節技は見ていられない。
柔道でも投技は気持ちがいいが、
固技は見ていても痛々しく目を背けてしまう。
昔、現役のK1選手と一緒にトレーニングしていたことがある。
私がワーキングホリデーでバンクーバーに渡った当時は、
K1やプライドの全盛期だった。
当時はフィットネストレーナーをしていたこともあり、
カナダのフィットネス環境を体験したくて
渡加後すぐにジムに入会。
そこで出会ったK1選手と仲良くなり、
ほぼ週5で一緒にウェイトトレーニングをしていた。
ジムに居合わせた日本人に
「K1の軽量級にでも出るんすか?」と突っ込まれたのも
今となっては懐かしい思い出だ。
うちの旦那に初めて出会った時、話の流れで、
たまたまこのK1選手とのエピソードを話す機会があった。
これが、彼の中で「格闘技好き」と変換され、
一緒に生活するようになってからは
お決まりのように UFC (総合格闘技) を一緒に見る羽目になった。
クリーンな立ち技だけで済めばいいが、
顔面が腫れあがり流血し出すと私はもう見ていられない。
早く試合をとめてくれ!
マットの上で
2人がずっとハグし合ってるだけになりがちなのも
総合格闘技を好きになれないポイントの1つだ。
汗だくで抱き合うなんて、なんと過酷なスポーツだろう…
相手の汗にずっと触れているのも受け入れ難いが、
私の脇汗大丈夫か? 臭くないか?って
自分が発する臭いが気になって私なら集中できない。
総合格闘技の
パーソナルトレーニングを受けている女性を見たことがあるが、
マットの上で男性トレーナーとずっとハグしている光景に
私の方が妙にソワソワしてしまう。
エクササイズや護身術という点では
興味のあるマーシャルアーツだが
色んな意味で私には向かない競技ということだろう。
昭和ノスタルジーを存分に味わえそうな「極悪女王」。
苦手なプロレスだが見てみようか悩み中…