miss you とか love you とか…
こちらの人は日常的に使う。
この手の言葉は大の苦手だ。
honey とか hon とか baby なんて呼びかける声が
どっかから聞こえてくると耳元がかゆくなる(気がする)。
ありがたいことに、
うちの旦那はそんな歯が浮くような名詞は絶対に使わない。
つまり失礼な話だが、
他人の夫婦の呼び合い方を耳にしての感想である。
love you は別れ際や電話を切る時の常套句でもある。
恋人同士や夫婦間だけでなく、親や兄妹なんかとの電話でも
普通に love you / love you much などが使われている。
honey に対しては、私と同じく拒絶反応がある旦那だが、
love you は母親との電話では、よく使っている。
しかし、私は一度も言われたことがない。
いや言われても、どう返せばいいかドギマギするので
言われなくて助かっているのだが、
時々、うちの旦那がどうやってカナダで成長してきたのか
疑問に感じることがある。
こういった甘い言葉しかり、
レディーファーストしかり…
付き合ってから数年は、私の誕生日も覚えていなかった。
私たちの間には誕生日を祝う習慣はおろか
バレンタインもなければ特別な記念日もない。
これは、付き合い始めた時から今に至るまで何も変わっていない。
私は、もともとそういうお祝い事とは無縁の家庭で育った。
子どもの頃は、両親から誕生日プレゼントをもらった記憶もあるが、
数えるほどしかない。家族全員の誕生日を皆が知っているが、
特に何をするでもなく、「おめでとう」と言うくらいだった。
気まぐれでクリスマスにケーキを食べることもあったが、
必須ではなかったし、母の日も父の日も
特別なことは何もしなかった。
毎年必ずあった行事を挙げるとしたら、
お正月だろうか。
大晦日に紅白歌合戦を見ながら年越しそばを食べ、
元旦には、おせちとお雑煮を食べる。
これだけは毎年同じであった。
まあ、そんな家庭で育ったので、
誕生日を忘れられていても腹は立たないし、
クリスマスやバレンタインにプレゼントを渡す必要がないのは
私にとっても好都合だ。
私の中の勝手なイメージだが、欧米の人の方が、
こういったプレゼントの習慣が強くあると思っていたので、
ここまで私と同じタイプであったことにいい意味で驚いた。
そんなクール?な関係の私たちだが、
少し離れていると、
”miss you” と最後に付け足された?テキストが
たまに送られてくる。
今回も旅に出て3日目くらいに送られてきた。
一応 miss you, tooと返しておいたが、
本音を言えば、まだ少しも miss him の気持ちは現れない。
まだまだ一人時間が必要だ。
11日間なんて私には短すぎる…
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