引越しは面倒で大変な作業だと思う。
私も1度だけ、小学校3年生の時に引越しを経験した。
前日までに自分たちで梱包し、あとは業者に運んでもらった。
子どもが小さかったこともあるだろうが、
やはり家具などの大物は、プロの手を借りた方が確実だ。
一人暮らしや、まだ家具も少ない新婚時などは、
自力+家族・知人などの協力で引越しできることもあるだろう。
実際に姉夫婦の引越しを手伝った時は、
確か業者は介入していなかったと思う。
カナダでは、自力での引越しを選択する人が多い気がする。
引越し当日は家族総出。いなければ、友人・知人を招集する。
ビックリするのはそんなに近しい間柄でなくてもお声がかかること。
来て間もない頃、旦那のバレー仲間の引越しに駆り出された。
ちょっとした好奇心から相手との関係の深さを聞いてみたが、
たまたまその時一緒にプレーしていただけという
何とも言えない繋がりの薄さ…
人に頼むことを大の苦手としている私には出来ない芸当だ。
長年の友人ならまだしも、そんなに親しくない人に頼むとは…
ところがこちらの人は、その時点で一番近い人に
(顔を合わせてる人?)気軽にヘルプを頼む。
聞く方は、「OKしてくれたらラッキー」程度の軽さだし、
聞かれる方は、「断ったら失礼かな?」などと
あまり深く考えないのだろう。
「本貸して」レベル?のお気楽さだ。
ただ素人(+テキトーな人)たちの集まりなので、
傷や破損などは覚悟の上で頼む必要がある。
他人の物を扱う丁寧さの度合いが私とはまるで違う。
これは業者に頼んでも同じなのだろうか…?
旦那は私が日本帰省中に引越しをしたが、
その時はやはり友人に頼んだらしい。
使用していたマットレスはキングサイズなのだが、
私が帰ってきた時に敷かれていたマットレスは
中央がこんもり盛り上がっていた。
デカすぎて部屋から出せず、
無理やり折り曲げたうえ、縛りあげて運んだという。
マットレスを折り曲げられることもスゴイが、
マットレスの大事なコアである
スプリングを破壊することもいとわない
その強引さに、ただただ引く。
それ以外のことは耳にフタをした。
聞いてはいけない。
怒りの波にのまれてしまうだけだから…
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