ところ変わればなんとやらで、
国が違えば子育ての常識も違う。
私は子育ての経験があるわけではないので
あくまでも周りの友人たちから入ってくる情報である。
子育てに限らないが、
巷には情報が溢れている。
どれが正しくてどれが間違っているのか、
素人では判断しにくいことも多い。
推奨されている意見が必ずしも万人受けかというと
そうでない場合もある。
ある人は”いい”と言い、ある人は”よくない”と言う。
ましてや専門家の意見も割れていたら
何を信じて進めばいいのやら…
そんな時、当然ながら頼りになるのは自分の母親だろう。
経験をしている母親からのアドバイスは
何よりも心強いに違いない。
初めての子育て。
同じ日本人の中でも様々な意見があるわけで、
それが国をまたぐのだから大変なのは想像に難くない。
自分が信じて取り入れたい育児の方法が
パートナーとの衝突につながることも少なくない。
もちろん、これは日本人同士のカップルでもあり得ることだろう。
生まれも育ちも違うのだから、考え方の違いがある。
ただ、夫婦間の歩み寄りに大きな差が出るように感じる。
悲しいかな、私と旦那の間には
”どうして?”という永遠に埋められない溝がある。
”カナダ人あるある”の態度や言動に傷つき、
時には怒りで爆死寸前になることだってある。
それが1対1の状態なら何とかなるが、
子育てという自分の体力の限界の中で
気をはって頑張っている中で起きたら…
私には想像もできない。
昨日は、そんな子育て真っ最中の友人と会った。
私に話してくれた内容は、
彼女の日常の悩み事の1/100程度だったかもしれない。
うちの旦那と彼女の旦那は似ているところがあるだけに、
彼女が毎日、分刻みで感情の波に揺さぶられているのが
手に取るようにわかる。
悩みや愚痴をこぼしながらも
明るく振る舞う彼女を見ていると切なくなる。
話を聞いてあげることしかできないのがもどかしい。
睡眠時間を削りながら体力も自分の時間も
すべてを娘のために費やしている彼女だが
”ベビーちゃんといることは最高の幸せだ”と
口にするのを聞いて少しほっとする。
本人には言わないが、
心の中で”がんばれ!”とエールを送る。
子育て

Comments コメント