スーパーで買う食材に穴があいていたら…
皆はどうするのだろうか。
私は買わない。
でも、もしそれが最後の1つで、
どうしても必要だったら?
雑貨類なら妥協して買うかもしれない。
でもそれが体内に入れるもの(食品)、
あるいは皮膚に触れるもの(化粧品など)だったら
私は買いたくない。1日くらい我慢する。
日本人は比較的見た目に厳しい傾向にある。
商品を手に取った時、
ぐるっと360°チェックする人は多いのではないだろうか。
私もその1人だ。
特に食品に関しては
傷み具合のチェックは欠かさないし、
衣服なども、ほつれや縫い合わせ
また汚れ*などを必ずチェックする。
(*ファンデーションがついていたり、
なぜかすでに汚れていたりする)
商品のパッケージでさえ、
箱の角がつぶれていたりするとあまりいい気はしない。
しかし、カナダの人はその点かなりおおらかだ。
いやうちの旦那が突き抜けているのかもしれない。
たくさん並んだ商品の中でも、
必ずと言っていいほどハズレを引いてくる。
缶詰が豪快に凹んでいたりサビている。
プチトマトが腐っている。
フライパンが正円じゃない。
パッケージが破れている。
衣服がほつれている。
こういうのを平気で購入してくる。
手にしたものを数秒でも見つめてみるという習慣がない。
パッと手を伸ばしたころにあったものを
買い物かごに放り込んでいく。
お店側としては実に助かるお客様だろう。
売れ残りかねない商品を定価で買ってくれるのだから。
先日も、底に穴の開いた食材を買って帰ってきた。
冷凍のBerry mixは、我が家の朝食の定番で
ジップロック式の袋に入っている。
レジで小さな穴が開いていることに気づいたらしいが、
店員にゴムで止めてもらってそのまま購入してきた。
・・・
「なぜに、そんなものを買ってきた?」と問うと、
それが「最後の1つだったんだ」と言い訳をする。
そんなにBerryが食べたいか?
数日Berryなしでも生きられるぞ。
今までだって、Berryが無い日を
何度も過ごしてきたじゃないか。
穴が開いているということは、
まぁ、ないとは思うが(願うが)
誰かが毒をもったかもしれないぞ。
最後に残っていたというのは、
穴が開いていているからみんなが避けたのかもしれない。
その状態で、どれだけその冷凍庫に眠っていたのか
知る由もない。
「大丈夫だよ。小さな穴で汁も出てなかったし」
そりゃそうだろ。冷凍なんだから。
このおおらかさに時々ついていけなくなる。
この一袋は、責任をもって片付けてもらおう。
私は遠慮させていただきます。
商品の穴

Comments コメント