性格の違い

この週末、というか連休中、
旦那が留守がちになった。
”亭主元気で留守がいい”じゃないが、
確かに色々はかどるので都合はいい。
しかし何といっても一番の違いは、
片付けがスーパー楽になること。
こんなにも違うものかと改めて感じてしまった。

日曜の朝は、久々に一人で朝を迎えた。
朝食のメニューは旦那がいる時とまったく同じ。
コーヒーにベーグルのトースト、
そして目玉焼きに付け合わせのベリー。
使うのは目玉焼き用の小さなフライパン、
トースター、コーヒーメーカー、
小皿、マグカップ、バターナイフ、フォーク。
たったこれだけ。
もし、二人分作るとしても、
お皿やマグカップが二人分になるだけだ。

自分で準備すれば、キッチンはほぼ汚れない。
卵の殻もすぐに生ごみ用の容器に捨てるし、
ベリーは容器から
スプーンで必要な分だけすくってお皿に盛り、
冷蔵庫に戻す。
スプーンを使えば汁はカウンターに垂れないし、
万が一しくじって垂れたとしても
すぐに台布巾で拭き取る。
バターも使い終わればもとの場所へ。
ベーグルもトースターに入れたら残りは冷蔵庫へ。

こうやって、料理(ほどでもないが)しながら
片付けが同時進行する。
すべての準備ができて”いただきます”をする頃には、
キッチンのカウンターはきれいさっぱりになっている。
食後の後片付けは、
使用した食器類を洗えばいいだけだ。
これは夕飯でも同じ。
作りながら汚れを拭き取り洗い物も並行して行えば、
大方片付いた状態で食事にありつける。
食後の後片付けは楽ちんってもんだ。

ところがである。
あの簡単な朝食でさえ、旦那に任せると大変なことになる。
ただの目玉焼きなのに、コンロが汚れ(なんで?)
豪快に割るせいなのか殻の破片や卵が飛び散り、
殻はシンクに放り投げられる。
ベリーの汁が垂れまくり、
トーストのくずがカウンターにふりまかれ、
コーヒーがこぼれる。
バターやピーナツバターの蓋は緩んだまま
もしくはワイドオープンでそのまま放置。
このカオス、一体どうしたら生み出せるのか?

食事を終えていざ片付けようとすると、
何人いたんだ?というほど
食器やカトラリーが使われていることもある。
次から次へとふんだんに使う調理器具。
片付ける身にもなってくれ。

夕飯はそれこそ”料理”になるので被害が広がる。
先日はタイミングよく旦那の料理中に
大まかな洗い物を済ませ、
コンロの吹きこぼれなんかも拭き取ることができた。
これで少しは楽になると思った自分が甘かった。
食後、キッチンに行って茫然自失。
片付いていたはずのカウンターが
ものの見事にカオス状態に。
出来上がった料理を皿に盛っただけのはずなのに…
どうしたら一晩で二度もこんなに豪快に汚せるのか?
私には永遠に理解不能な世界である。

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