最近つくづく思う。
女の人ってすごいって。
子育てをしている人たちを尊敬する。
数少ない友人の中に、現在子育て真っ最中の女性がいる。
海外で出産。しかも第一子。
実母のヘルプもない中、
まさに24/7(24時間年中無休)で奮闘中だ。
文化の違い、カナダ人の旦那の思考の違い。
パートナーと自分の二人だけの関係でさえ
この違いに振り回される。
意見の食い違いがあっても
言葉にハンデのある私たちは、大抵撃沈されて終わる。
相手は言いたいことをぶちまけてスッキリだが、
こちとら言いたいことの半分も言えずに
ぐっと飲み込まざるを得ない。
日本語で毒を吐くのはせめてもの抵抗だ。
そんな中で初めての子育てをするって
どんだけ大変なんだ?
どちらも知識のない中で手探りの子育て。
それぞれの親や友人、本やネットからの情報を駆使して
方向性を見出していくのは当然の流れだ。
それでも私は母親の直観は
リスペクトされるべきだと思っている。
特に生まれたばかりの赤ちゃんに限っては…
最近、その友が苦しんでいる。
話を聞いてあげることしかできないのがもどかしい。
「子どもを産める」ということが称賛される女性だが、
そのためにどれだけの犠牲を払っているかを
分からない男性が多すぎると感じる。
子どもを産むためのカラダの準備は、
望もうと望むまいと10代から始まる。
毎月最低でも1週間は快適に過ごせる時間が奪われる。
1年で12週間。
それが30年以上も続く。
人によって違うだろう。
もっと軽い人もいれば、逆にもっと重い人だっている。
男性と比べると、これだけでもめちゃくちゃ不公平だ。
私はコレが結構ひどかったクチなので、
本当に不公平さに腹が立った。
(このせいで、私は体内の鉄分が枯渇した!)
そして妊娠となれば、
1年近く自分のおなかの中で赤ちゃんを育てなければならない。
そして無事に生まれてきても、お母さんに休む時間などない。
睡眠時間を削って子どもに栄養を補給しなければならない。
それも自分の身を削って…
私の母は3人の娘を産んだ。
年子の姉と私を産んだあと、虫歯という嵐がやってきたらしい。
うっすらとした記憶の中に
母が幼い私たちを連れて歯医者に通っていた光景が残っている。
「あんたたちに栄養を吸い取られちゃたのよ」と
母は笑っていたが、あながち嘘じゃないと思う。
(虫歯で苦しんだ経験から、私が子どものころ
チョコやキャンディー、キャラメルなどは一切与えられなかった)
母親のおなかの中で、母親から栄養をもらう赤ちゃん。
私たちがお母さんのカルシウムを奪っちゃったんだと…
申し訳なく思う。
そうやって身を削って子どもを産み、育てる。
母親の犠牲は半端ない。
そこに何のリスペクトもない人を見ると
はらわたが煮えくり返る。
ふう~っ💦
なんか一気にまくし立ててしまった。
毎日頑張ってる友人に、ここからエールを送りたい。
女は強し

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