反乱

とうとう反乱がおきた。
うちのアパートのお2階さん。
2階には2棟あり、
例の問題ありありのおばちゃんと、
30前後くらいの男性がそれぞれ住んでいる。

このおばちゃんのスクリーム事件エピソードは
このブログでも何回か書いてきた。
1日中、同じ屋根の下にいる私たちと
日中は不在になるこの若者とでは、
被害の度合いが違ってくる。
しかも、おばちゃんの怒りの矛先は
常に私たちで隣の若者のことは好いている節がある。

私たちは週末になると、
この若者の大音量の音楽にも悩まされる。
それこそ深夜を回ってもガンガン響いてくる音で
眠れないのだが、
(何度苦情を言っても直らない。アホなのか?)
不思議なことに
この騒音はおばちゃんの耳には入らないらしい。
下階(うち)の静寂に対しては、
「うるさい!音を消せ~!眠れない!」とわめくわりに、
隣が出している真夜中の大音量はララバイなのか?

このおばちゃんのスクリームは
日中のみならず、
夜中や早朝にも何度となく起こってきた。
一番ひどかった時は、床や壁をガンガンたたくこともあった。
それでも、うちの旦那に電話をしてくることはあっても
この若者がおばちゃんに
直接苦情を言っているのは聞いたことがない。

ところが、とうとう昨日、
「朝の6時からわめくのはやめてくれ」と
大きな声で文句を言っているのが聞こえてきた。
旦那はニヤニヤしながら
会話がより聞きやすいポジションに移動する。
もちろんおばちゃんは反論する。
その反論にまた私は鳥肌が立つ。

彼女・・・が料理する
玉ねぎやらガーリックやらのにおいが臭いせいだ」と。

“her”って誰やん?と一瞬分からなかったが、
旦那がクスクスしながら私のほうに振り向く。
おいおい、もしかして私のことか?
マジか。今度は私が責められとる。

朝の6時。私は起きてさえいない。
まったくの濡れ衣。
7時から7時半の間に起床することを目標に掲げ
頑張っている私の始動は早くても7時以降だ。
しかも、起床後はコーヒーを淹れることすらせず、
コップ1杯の水を飲んで、
静寂の中(バックミュージックもない)
ストレッチをし、パソコンに向かう。
うちのシェフが起きてくる9時ごろまでは
何のにおいも発していない。

言っていることが相変わらずおかしい。
若者も拉致があかないと諦め、
「ボビー(ビルのオーナー)に電話する!」といって
自分の部屋に戻っていった。
小さな反乱ではあったが、
今までお気に入りだった若者に背を向けられた
おばちゃんの心境はいかに…

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