SNS

SNSって苦手だ。
一応覗きはする。
自分の仕事に関連する有益かつ最新の情報が
すごいペースで流れてくる。
AIの進化で日常の様々なことが、
秒単位で変わっていることに驚きを隠せない。
そんな世の中の流れについていくには
SNSが欠かせないツールになっていることを
身をもって実感している。

そして在宅ワークが身近になりはじめている現在、
SNS経由での仕事獲得も加速している。
もちろんすでにあったのだろうが、
いざ自分がこの世界へ足を踏み入れてみてはじめて
知るとこととなった。
これからは見る専門ではなく、
ここを仕事獲得の土俵の1つとして
自分から営業を展開していく必要性を感じている。

でも、やっぱり苦手。
アルゴリズムとか、インプレッションとか
よくわからない言葉が飛び交っているが
要は、自分の投稿をより多くの人に見てもらうことが
まずは最初のハードル。
そのための1つの方法に
「自己開示して共感を得る」というのがあるらしい。
自分の悩みや乗り超えてきたこと。
その時に感じた悲しみや苦しみ、
喜びや怒りに至るまで
そういった感情の揺れまでをも吐き出すことで
同じ境遇にいる人の共感を得る。
そうやってフォロワーを増やしていくのだそうだ。

いや、無理やん…

私の人生はずっと”不言実行”で進んできた。
自分の感情は表に出さないというか出せない。
出し方を知らないと言った方がより近いだろうか。
感情の起伏も基本的にフラットで、
悩み事を誰かに相談することもない。
たとえ決断に迷い悶々とすることがあったとしても
常に自己解決をするタイプだ。
ただその代わり自分の手に負えないような
大きな冒険をすることもない。
何かに成功して嬉しさがこみあげても
喜びは自分の中でひっそりとかみしめる。
ポロっと誰かにこぼすことはあっても
そこに他の人ほどの感情はのせない。
それが私だ。

フリーランスで仕事をするにはSNSが必須であるという情報を
イヤというほど目にしたのはもう数年前だ。
このブログを続けているのは
翻訳における「言葉を紡ぐ」練習という側面が大きいが、
SNSで自己表現をするための助走としての役割も
少しながらある。
文章を書くのは嫌いじゃないが、
それでもやっぱりSNSだと構えてしまう。
苦手意識が拭いきれない。

写真を入れて、何なら少しデザインで加工して
言葉選びにも時間をかけて
勇気を出して投稿したポストでも
インプレッションはスズメの涙。
ところが、日常生活の一コマを(子どもが熱をだしたとか)
ちょっとつぶやいているポストが
同じ経過時間で1000インプレッションとか…
なんかヤサグレル。
毎日続けることが重要なのはわかってるけど、
なんか怖くなってしまうのは私だけだろうか…

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