ファッションの流行などが
10年あるいは20年のサイクルで繰り返されるというのを
よく耳にするが、自分の身の回りの出来事も
10年単位で動いている気がする。
つい最近、昔懐かしい友人からメッセンジャーでメッセージが届いた。
心の中で、ふと「どうしてるかな?」と思いを巡らすことはあっても、
その思いは日々の生活の中に埋もれてそのまま消えていく。
「連絡をこまめに取る」タイプではないので、
心の中で思うだけでその先へ踏み出すことはなかなかない。
だから、そういう分野が得意な人がいてくれるのはとてもありがたい。
いつも彼女のメッセージがきっかけで再会が実現する。
ワーキングホリデーで暮らしたバンクーバーで出会った仲間たち。
互いにそれぞれの道を進み、今ではみな家庭を築いている。
バンクーバーオリンピックの年にバンクーバーで再会しよう!
なんて言ってたこともあったっけ。
それは叶わなかったが、出会いから約10年後に日本で再会を果たした。
5人の内3人は日本に腰を落ち着け、私は再びカナダへ渡っていた。
そしてトップを切って結婚・出産を経験したもう1人の友人は、
旦那様の転勤にともない世界各地を渡り歩いていた。
私たち2人の一時帰国が重なり、5人での再会が実現した。
10年の月日を埋めるには1日では短すぎる…
後ろ髪ひかれながらも、次の再会を約束してお別れした。
気付けばあれからまた10年の月日が経った。
正確には、12年になる。
あの時新生児だった友人の息子が12歳だそうだ。
みんな子育てで忙しい日々を送っていたに違いない。
それぞれの人生の話をじっくり聞きたい。
一体どんなエピソードが飛び出すのだろうか?
メッセージをくれた彼女の鶴の一声で
LINEだが、みんなと再びつながることができた。
世界を転々とする友人はこの夏に一時帰国の予定があるらしい。
残念だが私には帰国の予定はない。
きっとみんなは東京で会えるだろう。
思い出話にどでかい花が咲くのは間違いない。
ちょっぴり寂しい気はするが、これも仕方ない。
でも、一時帰国する友人は今はアメリカに住んでいるという。
そこなら行ける可能性がなくもない。
4人の再会話は彼女から聞けるかもしれない…
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