TVドラマ

日々の暮らし

小さい頃、テレビをあまり見せてもらえなかった。
親が見ているものを一緒に見るのがお約束で、
大抵はNHKか時代劇、そしてプロ野球くらいだった。
学校で流行りのドラマやバラエティーの話題になっても、
なんのことやらさぱっり分からない。

中学の後半ごろから一歳年上の姉がプチ反抗期に入った。
高校にあがった辺りだっただろうか…
テレビが姉の部屋に置かれることにる。
親の顔色をうかがわずに
好きなドラマを見られるようになったのは
その頃からだ。(姉とケンカしない限りは)

ただ、私の睡眠体質は昔からで、
幸か不幸かテレビを見た分だけ、
余計に睡眠を欲するようになる。
(これは私だけの特異体質か?)
社会人になると帰宅時間も遅くなり、
テレビよりも睡眠が優先される。
録画したところで、たまる一方なので
シリーズもののドラマはほとんど見なくなった。
その代わり、映画をよく見るようになった。
好きな時に1本ずつ消化できるのが私にはちょうどいい。

そんな特異体質の影響か、あまりTVに執着がない。
食事の時に何か見るものがあればいいかな…程度だ。
なので、何を見るかは基本的に旦那に任せている。
大抵は夕食時に1、2時間だけ見るのだが、
必ずしも私の好みにハマるとは限らない。
”退屈でどうしても無理” という時以外は、
”リスニング強化時間” と思うことにしている。

この旦那の留守中に、
気になっていたドラマを試してみることにした。
少し古いが評価が高かったドラマ [This is us] だ。
たとえ友人から勧められたとしても、
エミー賞などにノミネートされているような評判の作品でも、
少しも入り込めないものもある。
1話目で引き込まれない場合は、大抵続かない。
人の好みは千差万別。
ドラマ作りも大変だよなと少し同情してしまう。

しかし、この This is us。
36歳の主人公の3人の現在の歩みと、
その両親の36歳の頃の歩みを並行して描くという斬新?な手法と
それぞれのキャラ付けがしっかりしていて
感情移入がしやすいところが気に入った。

今日で5話目まで進んでいるということは順調な証拠だろう。
問題なのは、5日後には旦那が帰ってくるということ。
(睡眠必須の私には Binge watching など不可能…)
そして、この物語はシーズン6まで続くということ。
巷で流行っているドラマや映画に関して
私より情報を持っている旦那が、
この作品に手を出さなかったということは、
彼の興味の範疇にはないことになる。
となれば、一緒に見るという選択肢はない。
以前見ていた [Suits] のように、
一人で気長に楽しむことになりそうだ。

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