3日間のウェディング

文化の違い

この週末、結婚式に出席してきた。
新婦のご両親がリタイア後に移り住んだ広大な敷地での
ガーデンウェディングでとても素敵だったのだが、
パーティーが3日間続くなんて聞いてない…

前日の金曜日までは晴天が続いていた。
しかし式当日の土曜日は90%雨、
そして翌日はまた晴天という、何とも嬉しくない天気予報だった。

式が執り行われる場所は、
トロントから車で3時間ほど北上した辺りの
本当に何もない牧草地のど真ん中だ。
私たちは車を持っていない。
友人は新郎の父で、トロント郊外に移り住んでおり、
そこからなら1時間弱で行ける。

私たちは前日入りすることになった。
その時点で、私が旦那から聞いていたスケジュールは、
金曜日:トロントに住んでいる友人の娘さんが
13:00頃に車で迎えに来きて、一緒に現地へ向かう
その日は何処かでバーベキューをする
土曜日:4時からウェディングのセレモニー
日曜日:友人がトロントまで送ってくれる

この最小限に端折られた情報から
私の脳が解析したスケジュールは下記のとおりだ。

[金曜日は、内輪でバーベキュー(早めの夕飯)
友人宅で1泊し、翌日は式に参列。
夕方からの式なので、そのままもう1泊し翌日に帰宅]

ところが、初日に着いた場所は結婚式会場で、
リハーサルというのか、前夜祭というのか、
翌日の出席者の1/3くらいの人が集まっての
パーティーだった。
そもそも、ガーデンでのウェディングというのも初耳だ。

結婚式の出席者といえば、
基本的には両家の家族・親戚、
そして新郎新婦の友人・知人だろう。
となると、私たちは完全なるアウトサイダーだ。
私はソーシャルな場が大・大・大の苦手だ。
なぜここにいる??

意表を突かれた初日をなんとか生き延び、
エネルギーを再充電して2日目に臨む。
幸運にも天気は持ちこたえ、最後にはうっすらと日が差した。
3:30に会場入りして、4時からセレモニー、
その後の披露宴は永遠に続きそうな気配だったが、
ありがたいことに9時頃退散。
2日に及ぶパーティーで、
この時点で私のソーシャルバッテリーはほぼゼロ状態。

ところが、切り上げる際に別れの挨拶を交わしていると、
「See you tomorrow morning!」と言われ、

・・・

なんと、翌日は私たちがお世話になっている友人宅に、
親戚一同が再度集結し、
総勢25人のブランチパーティが開かれるという。
自分の旦那の親戚の中でさえ3日間もいたことがないのに
なんでここにいる??

予想だにしていなかった長い長いソーシャルウィークエンドを終え、
私のソーシャルバッテリーは枯渇してマイナス状態だ。
しばらくはどこにも出かけたくない。
まずは今夜、自分のベッドでぐっすり眠りたい…

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