よくドラマなんかで目にする光景。
寝室に大型のテレビがあって、
ベッドに入りながら映画を観る。
昔からちょっとあこがれていた。
眠くなったらそのまま眠れるって最高じゃないか?
睡眠命の私にとっては
この上ない極上のシチュエーションだ。
普段はリビングで夕飯を食べながらテレビを見て
寝落ちすることがあったとしても、
そのまま朝まで寝てしまうことはできない。
やり残している仕事がある。
ゴッソリ残っている洗い物、
そしてシャワーだ。
シャワーは最悪スキップできるが
(でもよほどじゃない限りスキップしたくない)
キッチンの洗い物は翌日まで残したくない主義。
ウンザリしながらも頑張って片付ける。
スッキリした朝を迎えたいと思うと
やはりここは譲れない。
この副産物は、洗い物をしているうちに目が覚め
シャワーを浴びる元気が復活することだろうか。
先日、うちのコンピューターが壊れた。
テレビ地上波/ケーブルのどちらも契約していない私たちは
もっぱらストリーミングで色々視聴している。
コンピューターがなければ何も見ることができない。
お互いのノートPCでも見ることはできるが、
画面が小さいので、そこまでして見たいとは思わない。
近くのPCショップにコンピューターを入院させたため、
数日間テレビなしの生活になった。
基本的には夕飯時に見る程度なので
テレビがないことはそれほど苦ではないのだが、
週末はちょっと映画なんかが見たくなる。
そして旦那があることに気づいた。
エクササイズ用にベースメントに取り付けたTVモニターで
Netflixが見られることに・・・
モニターアームで壁に取り付けたので、
角度を変えればベッドの方へ向けることができる。
そういえば取り付ける際に
そんな話(ベッドでも見られる)もしてたっけ。
夕飯を済ませ、キッチンを片付け、
シャワーを浴びパジャマに着替えベッドにもぐりこむ。
満を持して9時に上映会の幕が上がった。
旦那がピックしたのは『The Firm』。
32年も前の懐かしい映画だ。
トム・クルーズが初々しい。
ブランケットにくるまり寝転がって鑑賞できるなんて
嬉しすぎる。
寝落ちしても再び起きる必要はない。
そのまま朝まで寝てしまえるという安心感。
なんて贅沢なんだ。
ただ1つ難点を言うなら…
態勢が変えられないこと。
モニターはベッドの正面ではなく左側についている。
左向きのままの2時間半は、結構長い。
それをのぞけば、人生初の「寝ながら観る」体験は
最高に幸せな時間だった。
寝ながら観る

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