男って、なんでこう弱いのだろう…
季節の変わり目は風邪をひきやすい。
男性は発熱や痛みに弱いなどとよく言われるが、
まさにそのとおり。
“man flu”という英語表現があることからも
これは世界共通の認識なのだろう。
世の中の女性の多くが
男性の軟弱さを肌で感じているというわけだ。
例に漏れず、うちの旦那ももちろんそのお仲間だ。
うちの場合、喉がちょっと…と
キッチンでのど飴を探し始めたら最初のサイン。
続けて”チキンヌードルスープ” を欲する。
これは、症状がステージ2に移行していることを示すサイン。
そしてカナダ人御用達の風邪薬 “NEO CITRAN” をつくり、
(粉末をお湯に溶かして飲む薬。ホットレモンのような味)
いつもの就寝時間を3、4時間前倒ししてベッドへ向かったら、
翌朝は Wimpy boy のお出まし決定だ。
もうはなっから ”I’m Sooooo sick” 感が半端ない。
のど飴をなめ始めた時は、もうすでに重症。
この時点で熱はないにもかかわらずである。
のど飴にしても NEO CITRAN にしても、
家に在庫があればまだいいが、無いと面倒なことになる。
「もうだめだ。すぐに買ってきてくれ」と泣きつかれる。
一体全体何の病だ??
私は風邪を引いてもあまり熱が出ない方だ。
それでもカナダへ来てから数回熱をだしたことはある。
でも正直、旦那に泣きついたことはない。
それどころか熱を押して、片道1時間以上もかけて、
旦那のお使いを果たしてあげたことすらある。
1つ忘れられないのが、
同居を始めたころに私が熱を出した時のことだ。
食欲もなく、ただひたすらベッドで横になっていた。
その日の夜、旦那は外出の予定があり
夕方になって出かける前に私の様子を見にきた。
何か欲しい物がないかを確認をしてくれたのだが、
少し喉が渇き始めていた私は、リンゴが食べたいと伝えた。
「ここに置いておくよ」と優しく言いながら
私の枕元に彼が置いていったものは… 丸ごとのリンゴ。
リンゴジュースにでもしてくれたら最高だが、
そんな上級レベルはもちろん求めはしない。
せめて、小さくカットしたリンゴを持ってきてほしかった。
というか、そういうリンゴが出てくるものだと思っていた。
今の私にリンゴを丸ごとかじる元気があるとでも?
自分は喉が痛いだけで、
”もう辛すぎる。ママ助けて” と言わんばかりに
子どもに帰ってしまう wimpy boy のくせに、
熱がある人に対してはアダルト扱いなんかい!
この ”他人に厳しく自分に甘い” wimpy 種族…
なかなかどうして、手ごわい相手である。
☟コレ最強! 思わず吹いてしまった…
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