アリとの闘いが続いている。
キッチンのペダル式ゴミ箱は今も封印したままだ。
ちょっとしたゴミ (臭いの付いていないもの)は、
トイレに置いてある蓋つきの小さなクズカゴへ。
キッチンで出る臭いが残るゴミは (生ゴミを除く)
冷凍食品などのジップロックがついた袋などを
一時的なゴミ受けとして再利用。
それ以外のゴミは買い物のエコバックを天井から吊るし、
その中にゴミ袋を入れるという念の入れようだ。
(もちろん袋の口は1回1回縛る)
屋内に宙に浮くゴミ箱がある家など他にあるだろうか?
ここはキャンプ地か?
(本格的なキャンプになると、
食材など臭いが出るものはテント内には置かず
少し離れた木の高いところに吊るす)
不便なのは仕方ない。
”ぱなし” に秀でた旦那を忍耐強く教育し、
ゴミの放置撲滅をめざしているのだが、
この不便さがその足を見事に引っ張っている。
サッと捨てられるゴミ箱が無いのだから、
そりゃそうだろう。
それでも、毎日血のにじむような努力?をして
アリを封じ込めるべく奮闘している。
ところが、私の意に反してアリの出現率は増えている。
先日セントラルヒーティングをONにしてから
さらに増えた。
まるで熱から逃れるかのように姿を現し始めている。
仕事机で仕事をしているPCの画面をアリが横切る。
私は旦那と違って食べ物で汚れた指ではPCを触らない。
奴らが行くとすれば旦那の方のハズだが、
なぜ私の領域にやって来る?
ホッと一息入れたくて、
ヨガマットに横になり携帯を手に取ると
ヤツがスクリーンを横断する。
本を読んでも同じ。
仕事中も、ソファーでくつろいでいる時も、
足にチクリとした痛みが走る。
するとそこにヤツがいる。
「何で君だけ?」と旦那は不思議で仕方ないらしい。
本当に私だけ攻撃されているのなら、マジで不公平だ。
旦那には見えていないだけだと信じたい。
(嚙まれても感じない皮膚の厚みがあるのは間違いない。
私は虫の攻撃に超敏感)
私は気にしているせいか、”見えてしまう”。
最近は老眼が始まって視力が落ちてきているにもかかわらず、
ヤツらが徘徊している姿が、ことごとく目に入ってしまうのだ。
仕事をしていても、トイレに座っていても、
食器を洗っていても…
目の前はもちろんのこと、
足元の床も左右の壁も、
ヤツらの動きを敏感に察知してしまう。
子どもの頃、夏の恐怖はゴ〇〇リだった。
何か視線を感じて目を向けると、そこにいるのだ。
大抵、最初に目が合ってしまうのが私だった。
何でみんなは気付かないの?
何でいつも自分が見つけてしまうの?と、よく思ったものだ。
私には霊感は全くない。
でも、この感覚…
うちの旦那と一緒にいると、
人に見えないものが見えてしまう人の感覚と似てないか?
という気さえしてくる始末…
私は1日に何十匹も始末しているというのに、
旦那は1匹も目にしないと豪語する。
「お前の目は節穴か?」と叫びたい。
そろそろ精神的に限界に近づきつつある今日この頃…
ペストコントロールを呼ぶ日も近い。
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