私は運動不足解消に散歩する。
気が向いたときはそれがジョギングになる。
散歩の時は西へジョギングの時は東へ。
向かう方向も変わる。
在宅勤務になり、
気づくと家から1歩も出ずに終わる日々。
天気がいい夏は
外に出ないことに罪悪感を覚える。
こんなに日の光を浴びられる時期を
逃していいのか?
またすぐに長い冬がやってくる。
「外に出なきゃ!」と焦る自分がいる。
定期的にジョギングするのが目標なのだが、
なかなかどうして気分が乗らない日が多い。
週3のキックボクシングがなくなって、
絶賛運動不足状態のなまった体が
ジョギングを拒否するようになっている。
それでも座りっぱなしの環境への危機感から
たとえ散歩でもいいから
体を伸ばし、外の空気を吸うために外へ出る。
この時間は、
私にとって重要なエクササイズタイムだ。
歩く速度を速めたり、途中で鉄棒をしたり、
ストレッチや軽い体操を取り入れる。
気分がのってくれば
途中でジョギングに切り替えることもある。
さらには、自分のマインドをリセットする
貴重な時間でもある。
煮詰まった考えを整理し、
タスクの優先順位を見直す。
太陽の日を浴びて汗をかきながら、
自分の考えをまとめて
新鮮な気分で家に戻る。
つまり、一人であることが何よりも重要なのだ。
仲間とエクササイズをすることが
好きな人もいるだろう。
その方が続くという考え方もある。
しかし、私は昔から一匹オオカミ派。
自分のエクササイズは自分のペースで行いたい。
他人をリードするタイプでない上に、
NOと言えない性格であることも大きいかもしれない。
先日近所に住む知り合いが店に顔を出した。
リトアニア出身のカップルで、
同じころに移住をしたこともあり、
移民が行くことのできる語学学校経由で知り合った。
私は1日でドロップアウトしたのだが、
彼女は先生からうちのお店の話を聞き
訪ねてきてくれた。
そこからつかず離れずの関係が続いている。
忘れそうな頃に彼らの方がお店に顔を出してくれるのだ。
よく二人で旅行をする仲のよさげなカップルだったのだが、
先日、衝撃的なニュースを聞かされた。
旦那さんが少し精神的に落ちてしまっていたのか、
何も言わずに母国へ帰ってしまったのだという。
それも1年ほど前に…
私はいつもどおり奥で仕事をしていたので、
直接彼女と話はしていない。
すべてあとから旦那に聞いた話だ。
そんなことがあったとは驚きだが、
旦那の対応にもそれに輪をかけて驚かされる。
話を聞いた旦那は彼女に同情し励ましたのだろう。
そしてなんと、
「〇〇が散歩するときに、一緒に誘うよ」と、
勝手な約束を取りつけていた。
〇〇というのは私のこと。
「だから、散歩行く時に彼女の家のドアをたたいて
彼女と一緒に散歩するといい」と突然告げられた。
・・・
そこに私の意思はないんかい?
仲のいい友達という距離間ではない。
会話はいつも4人の時で、2人だけで話したこともない。
共通の趣味もない。
それより何より、私は一人で散歩したい。
散歩は私の大事な瞑想の時間だ。
旦那が彼女を励まそうとしたのは分かるが、
それなら自分が彼女を散歩に連れ出せばいいのでは?
私を引き込むなら、まずは私の意思を確認してくれや。
この自己中な発想… 本当に理解できない。
勝手に決めるな

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