名言

先日、友人と外食をした。
いつもとは場所を変え、
友人宅に近いIrish Pubへ行った。

いつも感じることなのだが、
食事に行く前に、自宅で1杯飲むのは
カナダというか欧米の習慣なのだろうか?
今回も数日前に、
「夕飯を食べに行こう」という話が出て、
当日の午後、
「何時にする?」とテキストの交換をする旦那。

それに対して友人は、
「まずはうちに来る?」と返してくる。

「OK。じゃ、6:30頃でどう?」と返す旦那。

レストランで待ち合わせとかじゃないんだ…

この友人は、
私のブログに頻繁に登場しているご夫婦で、
私が唯一緊張しないですむ稀な人たち。
おうちにお邪魔するのも苦にはならない。

到着するや否や、
お約束のビッグハグで再会を喜ぶ。
そして、「何を飲む?」と聞かれて
ドリンクが提供される。
旦那は決まってIPAビール。
ご夫婦はその時の気分でビールのこともあれば
ワインのことも。
この日は二人ともワインだった。
私用には大抵lightビールを用意しておいてくれるのだが、
この日は3つ選択肢を並べてくれた。
サッポロの普通のビール、
Coors light、Vodkaソーダ。
Vodkaソーダがどんなものか飲んだことはないが、
一番容量が少なかった(小ぶりの缶)ので
それを選んでみた。

それぞれ飲み物を片手にリビングのソファで団欒する。
1時間くらい話しただろうか?
そしてやっと、「さあ、でかけよう!」となる。
そのころには、
Vodkaソーダがいい具合に体内を駆け巡り
頭がほんのり膨張?している感覚になる。
空腹でお酒を入れてはいけない体質の私にとって
こうやって食前酒?をたしなむ習慣は
あまりよろしくないのだが…

そしていざ、彼らおすすめのPUBへ。
初めてのお店は何かとワクワクする。
ゆったりとした店内。
私たちが座った席の真横には
小ぢんまりとした演奏スペースがあり、
ちょうどいいタイミングで
ミュージシャンのライブ演奏が始まった。

この方がなかなかの腕前?で
アコースティックギターの音色に
ソフトボイスが心地いい。
そしてハーモニカがいいアクセントになる。
演奏が始まっても
テーブルでの会話が成り立つ。
これはバンド演奏とは違う
ソロの良さかもしれない。
後半になるとギターからピアノにシフトし
これまた素敵な演奏を披露してくれた。

Pubの壁に掲げられていた
名言が私の目を引いた。
アイルランドの詩人、
ウィリアム・バトラー・イェイツの言葉。

There are no strangers here;
Only friends you haven’t yet met.
       William Butler Yeats

(この世に他人などいない。
  まだ出会っていない友達がいるだけだ)

パブにぴったりの言葉だなぁと思う。

友人におすすめされたバーガーは食べず
(旦那は食べたが)
カレーをいただいた。
これが日本のカレーの味に近くておいしかったのも
記しておきたい。

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