病院嫌い

旦那

病院が好きな人なんて、なかなかいないだろう。
昔「私、なんでもすぐ病院に行く」って言ってた同僚がいたなぁ…
でもそういう人はごく稀な気がする。
私も、出来れば行かないで済む方法を探してしまう。
ただ自分でもこれは手に負えないかも?と感じるところがあれば、
腹をくくって病院に行かなければならない。

ここ数か月、うちの旦那は前腕の痛み?に悩まされている。
旦那も病院をとことん避けるタイプだ。
さすがに近くのマッサージや理学療法クリニックに行き、
数回治療を受けてきた。
その度に、背中や腕に無数の吸盤の後をつけて帰ってくる。
前回は腕に鍼も打たれたそうだ。

しかしそれらも劇的な変化はもたらさない。
アイスで冷やすといくらか和らぐとかで、
1日の終わりには両腕にプラスチックの保冷剤を当てている。
私は精密検査を受けて欲しくて、
もうずいぶん前から病院へ行くように言っている。
何かがおかしいのだから、それを見つけなきゃ解決しない。
カナダは専門家に会えるまでの道のりが長いのだから、
それこそ早め早めに手を打つ必要がある。

私の言うことは本当に聞かないので困っていたのだが
先日友人の援護射撃があった。
”時間がかかるから面倒だ”と、渋る旦那に、
「時間がかかるからこそ、今すぐ行動しないと!」と
檄を飛ばしてくれた。
その場で「分かった。月曜日にいくよ」と約束したものの、
そこから1週間経っても行こうとしない。
「保冷剤で結構楽になるから…」と同じ言い訳を続ける。
だから、それはタダの気休めなんだって!!

そしてやっと、昨日ファミリードクターに会いに行った。
一歩前進。
予想通り、血液検査、レントゲン、エコーを指示された。
しかし、これまた自分で予約を取らなければならないので厄介だ。
日本なら、エコーは同日には無理なことがあるかもしれないが
(いや、出来るだろう。MRIは厳しいだろうが…)
血液検査とレントゲンは取ってもらえるだろう。
そしてエコーも、その時点で予約を入れられるに違いない。

やっと一歩を踏み出してくれたが、
次の一歩がまた一向に出ない、いやな予感がする。
本人が予約を取らなければ、永遠に検査の日はやってこない…
キレられない程度に優しく尻をたたく日々がしばらく続きそうだ。
年齢とともに、お互い本当にあちこち支障がでてくる…
私も腰に爆弾を抱えているので、
日々の姿勢に注意を払い、メンテナンスをしっかりしなければ。

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