日本の味

なんか最近、ごはん(米)に目覚めた旦那。
いつもお昼は別々のものを食べていた。

うちの食事は…
朝食はベーグル、目玉焼き、フルーツ、
コーヒーという定番メニュー。
そしてメインの夕飯は
うちの場合旦那がシェフなので
旦那が作ってくれる。
もともと料理人ではない私としては
実にありがたい。
毎日メニューに頭を抱えることも、
食事の準備に時間を取られることもない。
(ただし、片付けは大変だが…)

難をいうなら、
当然ながら旦那の食べたいものが出てくるので、
日本食ではないとうこと。
やはり日本人としては日本の味が食べたくなる。
ということで、それをお昼に食べることにしている。
ありがたいことに日本式の白米は旦那も好きなので
ご飯はよく食べている。
夕飯に炊いたご飯を冷凍し
それが私のランチのメインになる。
おかずなどなくても、
納豆や漬物、ふりかけだけでも
私には十分な日本の味。
それがちょっとした楽しみの1つでもあるのだが…

なんか最近、旦那が自分のランチを準備するついでに
私にまでそれを提供してくれることが増えてきた。
「もっと米が食べたい」と言い出し、
バスマティ米を自分で鍋で炊く機会が増えてきたのだ。
それまでの旦那のランチはトルティーヤが多かった。
冷蔵庫にあるものを適当に挟み込み
フライパンで軽く焼いて食べる。
要は、私からすればサンドイッチの部類に入る。

私はそれに興味がないことを分かっているようで、
自分の分だけ作って食べていたのだが、
ご飯になれば違うだろうと思ったのだろうか。
何も頼んでいないのに、
どんぶりにバスマティ米。
その上に残り物を色々乗せた
えらく重いランチが運ばれてくる。

いやいやそんなに要りませんて。
動いてないのに3食がっつり食べていたら、
それこそ恐ろしい結果が待っている。
せめて量を減らしてくれとお願いするも、
「そんなの大した量じゃない!」と
聞く耳を持たない。

私は、器によそわれたものは
食べてしまうという悪い習性の持ち主で、
残すということができない。
「多い」と目が認識しつつも
ペロリと平らげてしまうお腹を呪う。

こうして、私の食べたい日本の味
ますます遠ざかっていく今日この頃。
ありがたいやら迷惑やら…

流石に毎日ではないものの、ちょっと複雑だ。

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